中国からの段階的な嫌がらせを逆手にとって、台湾経済は徐々に中国との関係を絶っていくべきです。パイナップルの時のように、新たな販路を見出し、中国に頼っていた輸出入を世界各国に向けるべきです。
突然、全面的に輸出入禁止となると台湾側も厳しいですが、幸い中国は対面を保つために段階的に輸出入を制限しています。これは、一見すると真綿で首をしめるような非人道的な措置に見えますが、その実、台湾経済が舵を変える準備期間を与えてくれています。台湾企業はこれを機に、中国に頼っていたものを全て捨て、その他の諸外国に目をむけるべきです。
中国との経済的関係が薄まれば薄まるほど、台湾は中国と対等に渡り歩くことができます。これは台湾にとって絶好のチャンスだと思って、台湾政府も民間企業も脱中国政策を推進すべきです。(メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2022年8月4日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)
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