私服姿の平野紫耀、永瀬廉…キンプリは「なぜ品川駅で」撮影されたのか?芸能記者が語る「困ったら新幹線のりば」の舞台裏

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10月21日スタートの連続ドラマ『クロサギ』(TBS系・金曜夜10時)で、“詐欺師を騙す詐欺師”役に挑戦する主演の平野紫耀さん(25)。その平野さんを含む『King&Prince』メンバーの私服姿がFRIDAYデジタルにキャッチされました。場所は東京・品川駅の新幹線ホーム。記者歴30年の芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄さんは、キンプリのファッションをじっくりチェックしながら、平野紫耀さんの「完璧な役作り」を感じたと言います。

『King & Prince』の私服姿に注目!

『FRIDAYデジタル』が『King & Prince』の私服姿を撮影、公開しています。

永瀬廉、高橋海人…傍から見たら変態オヤジに映るかもしれませんが、私は食い入るように上から下の細部まで、画像を拡大して見入ってしまいました。芸能記者の悲しい習性ですね。

その姿からは、ベールに包まれたミステリアスな私生活が微かに透けて見えてくるから不思議です。

記事自体は至ってシンプルな構成で、10月7日、三重県の鈴鹿サーキットで盛大に行われた『2022 Honda F1日本グランプリ』に出演した帰りを品川駅で待ち伏せしたものでした。

編集や記者かカメラマンに“日帰り”の情報がもたらされていたのでしょうね。

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「ネタに困ったら品川駅」が芸能界の常識

実はこの東京・品川駅新幹線乗降口は、ある程度経験を積んだ芸能カメラマンや記者にとっては“ホーム・グランド”、新米さんには“修行の場”なのです。

“ネタに困ったら品川駅に行け…間違いなく何かは撮れるから”とは芸能記者の定説なのです。

コンコースに終日待機していれば、有名文化人や芸能人の誰かしらは必ず目撃することができますし、実際この場所で撮られたスクープも少なくありません。

無警戒な芸能人の中には恋人を同伴している強者もいますし、一般乗客の視線も気にせずに大胆な振る舞いを見せる輩も少なくないのです。

この定点観測だけでは弱い…記事にするには動向なり写真が足りない場合、品川駅港南口まで追跡し、そこからタクシーでさらに追跡取材をかけることも効果的です。

港南口で客待ちをしているタクシーの運転手さんは、“すみません、実は〇〇の記者なのですが…”と断りを入れると、確実に最後まで追いかけてくれる方が多いのもこの駅の特徴です。

私は慎重派やちょっと強引な運転手さんに、今まで何度もお世話になっているのも事実です。

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平野紫耀のファッションに感じた「役者魂」

『FRIDAY~』の写真を見て私が感じたのは、あの低い位置から膝上から顔を狙って撮っているアングルでした。

これは鞄カメラで隠し撮りされた、手慣れたカメラマンにしか出来ない技でしょう。

おそらく乗客に紛れて、すれ違いざまに撮った写真でしょうね。

指先に乗るような小さなカメラまで普通に売られている今、これを見抜くのは至難の業でしょう。

そしてさらに気になったのは、高橋の後を歩く、黒いパンツのポケットに手を入れている彼でした。

ひとりだけ“別の世界”をいっている印象の、高橋や永瀬が地味に見えてしまう金のネックレス3重の彼です。

『キンプリ』メンバーを縦に並ばせて歩かせて、その両側をマネージャーやスタッフが守るというスタイルで、記事の説明も合わせて見てみれば顔にモザイクもかかっていない彼の正体はほぼほぼ平野紫耀でしょう。

この日は朝から肌寒さが続く気温だったからでしょうか、高橋は黒のニット帽にハイネックの首回りが白黒のセーターという、一生懸命アイドルとしての存在感を消そうとしているファッションでした。

が、その後ろを歩く“彼”は黒いハンチング帽に同色のマスク、白い長袖Tシャツに、今時MLB選手でもしないような金ピカネックレスを光らせ、存在感アピールは抜群です。

先頭を歩く永瀬も、ジャケット代わりに来ている上着は特に目立つものではありませんが、足元は裸足の足の指が覗くサンダルで、この寒い日にこれはこれで印象的でした。

平野ファンたちの“しょうの私服、もっと見たい!”とか、“あの服は弟・莉玖君のブランド? 同じ物欲し~!”という悲鳴が聞こえてきそうです。

平野は現在、ドラマ『クロサギ』を収録中ですが、まるでこんな時にまで“黒崎高志郎”が入っているような気さえしました…だとしたら物凄く完璧な役作りですけれど。

先頭を歩いていたなら、やはり『キンプリ』のセンターである平野の写真をド~ンとトップに掲げられたでしょうが、後を歩いていたために上手く全身のカットが撮れなかったのかもしれませんね。

それとも、もしかして忖度…?

王子様のようなコスチュームで笑顔一杯の彼よりも、個人的には『クロサギ』平野の方が期待できると思っている私には、“平野【黒崎】紫耀”が楽しみでなりません。
そしてこの『FRIDAY~』の写真で、その思いは一層強くなりました。

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プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by: King & Prince 公式プロフィール

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