なにわ男子 道枝駿佑くん「大人の階段」登った!? 警察官の職務質問は芸能人オーラの証、みっちー進化の予感に芸能記者ドキドキ

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ジャニーズの7人組アイドルグループ「なにわ男子」の“みっちー”こと道枝駿佑さん(20)が、お散歩中に警察官に怪しまれ、職務質問されたことが話題になっています。ファンからは「自分も警察官になって道枝くんに職質したい」「警察官はみっちーと喋りたかっただけでは?」の声も。凶悪犯とは真逆のイメージがあるみっちーは、なぜ警察官に目をつけられ大人の階段を登ってしまったのでしょうか?職質体験日本一の芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄さんが自身の体験を交えて語ります。

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道枝駿佑クンが「職務質問」された理由…?

SNSを流し読みしていたら『なにわ男子』道枝駿佑が散歩中に“職務質問”にあった…という情報を目にしました。

黒いキャップに白マスク、白いTシャツに黒パンツでネイビー色のカーディガンを羽織っていたという道枝クン、取り立てて警官が声を掛けるような恰好ではないと思うのですが…。

おそらく風貌云々ではなく、道枝クンの持っている全身から発する“芸能人(アイドル)オーラ”に、警察官が敏感に反応したのでしょうね。

知り合いの警察関係者から様々な話を聞いた上での、あくまでも私見ですけれど。

何故私がこの情報を気にしたのか…それは道枝駿佑というキーワードではなく、“職務質問”という4文字でした。

最近はめっきり少なくなりましたが、私が週刊誌記者だった頃、繁華街を歩くと必ずと言っていいほど“職質”されていました。

新宿・歌舞伎町界隈、渋谷・センター街、六本木…等の、メインではなく1本入った裏通りで。

“職質”は私にとって、日常の景色のひとつだったのです。

そんな私にはいつしか秘かに“職質体験日本一の芸能記者さん”という、あまり有難くないニックネームが付いてしまっていたのです。

命名したのは何度か“お知り合い”になった警察官と、私の後輩記者たちでした。

例えば新宿・区役所通りをひとり歩いていた時です。いちど私の横を通り過ぎた巡回中のパトカーが、数分後に引き返してきたと思ったらいきなり急停車、乗っていた警察官がバタンバタンと車を降りて私の周りを取り囲むように立ちはだかるといった始末です。

取り囲まれた私に、白い手袋をした手がジャケットやパンツのありとあらゆるポケットはもちろん、持っていたバッグの底の底まで、実に細かく探るのです。

“またかよ…”とふと周りを見れば、遠巻きに野次馬が大騒ぎです。

「絶対ドラッグよ…だって見て! すっごく悪そうな顔してるもん…」と囁く若い女性たちの声が聞こえてくるようです。

薬物で逮捕された有名芸能人のニュースを見て彼等の気持ちがほぼほぼ理解できるのは、この独特の空気感を体験した者だけにわかる葛藤です。

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実は芸能界でよくある「職務トラブル」って?

以前このブログで、この“職質”が原因で『ドクターX』の打ち上げパーティの取材が台無しになったエピソードを紹介しましたが、昨年亡くなった有名占術師・細木数子さんの私生活を取材していた時も同じく大変な思いをした事がありました。

取材のテーマは細木さんと、当時仲の良かった歌舞伎町のホストとのツーショットを撮ることでした。

現場で数時間張り込み取材を続けていたら、私の周りは気が付けば耳にイヤホンを付けた、“いかにも!”という人物だらけになっていたのです。

そういう感性は生まれつきなのか、職業病なのかはわかりませんが、わかる人にはわかるのでしょうね、歌舞伎町のど真ん中で何かが起ころうとしている事が。

歌舞伎町2丁目の老舗ホストクラブ周辺は、ドンパチ前の緊張感でただならぬ空気が充満していました。

終いには“いかにも!”の人物たちが乗ったトラックが、スポットライトで私を照らし“そこをどけ!”と威圧してきました。

警察、歌舞伎町で息を潜めて生きる“その筋”の人…その迫力はまるで物陰から菅原文太さんとサニー千葉さん、梅宮辰夫さんが飛び出してきそうな『仁義なき戦い』そのものでした。

そこに運悪く、単なる張り込み取材をしていた私も巻き込まれそうになっていたのです。

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警察官「有名な方ですか?」 道枝クンは絶賛進化中です

冒頭の道枝クンは“職質”で職業を聞かれたと書いてありました。

“ジャニーズ事務所所属の…”と答えた道枝クンに、警察官は“有名な方ですか?”と切り返したと。

『なにわ男子』道枝駿佑の知名度はそんなに低くはないと思うのですが…仕事熱心な警察官なのでしょうが、思わず笑ってしまいました。

まぁ私も、グループ名は知っていても、個々の名前とそのプロフィールを正確に覚えているかといえば胸を張る事はできませんけれど…。

『今夜、世界からこの恋が消えても』という彼の主演作は15億円の興収をあげるスマッシュ・ヒットで公開中です。

“職質”体験をした者同士、勝手に私は道枝クンに親近感を覚えてしまいました。 これから『1st Love』を買いに行こうかどうか、迷っているところです…。

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プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by: なにわ男子公式プロフィール

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