後半には、具体的な自治体でのリストラの事例が説明されています。少子高齢化と人口減少が進むなかで自治体がそれに合わせてリストラしていかなくてはならないのは当然です。
ただリストラの中味は縮小均衡になりますので、どうしても自治体の財政がにっちもさっちも行かなくなってから、残された人たちが苦しみながら対応しているのが実情なのではないでしょうか。
例えば鳥取県の日野市の例では、固定資産税、下水道使用料、こみ袋代の引き上げ、議員定数、議員報酬、職員定数、職員給与の削減、医療助成の廃止、清掃・文書配布は職員が行う、適材適所の人員配置などを行っています。
民間から見れば、普段からこうした改善を行っていればとも思ってしまいます。
野崎さん、良い本をありがとうございました。
【私の評価】★★★☆☆(74点)
<私の評価:人生変える度>
★★★★★(ひざまずいて読むべし)
★★★★☆(素晴らしい本です)
★★★☆☆(読むべき一冊です)
★★☆☆☆(余裕があればぜひ)
★☆☆☆☆(人によっては)
☆☆☆☆☆(こういう本は掲載しません)
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