滝沢秀明がジュリー社長を裏切ったワケ。退社後は「火山チャンネル」開設でジャニーズと決別?タッキーの溶岩流大接近にファン固唾

2022.11.01
by たいらひとし
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ジャニーズ事務所の副社長を務めていた滝沢秀明氏が、10月31日付で退社していたことが明らかになった。滝沢氏はグループ会社「ジャニーズアイランド」の社長も9月26日付で退任している。創設者のジャニー喜多川氏に後継者として指名され、芸能活動を引退して経営に専念すること約3年9ヵ月。「SixTONES」や「Snow Man」を育成し、順調にジャニー氏亡き後の新体制ジャニーズを軌道に乗せていると思われていたが、突然の退社に様々な憶測が流れている。一体、タッキーに何があったというのだろうか。

タッキー謎の事務所退社、後任はイノッチに

滝沢氏は13歳で事務所のオーディション合格後、わずか2週間のダンスレッスンを受けただけで「KinKi Kids」のバックダンサーに抜擢され、その年にドラマ主演デビューを果たすなど当初から別格扱いだったという。14歳のときには既にオーディションの面接官を務めており、故ジャニー喜多川氏はこの頃から滝沢氏を「後継者に」と見定めていたのかもしれない。

2019年、ジャニー氏の強い要請に応える形で滝沢氏は芸能活動を引退。ジャニーズアイランド社長に就任するのを見届けると、ジャニー氏は同年7月に逝去。その後、9月には事務所の副社長に就任している。

それから3年間、SixTONESやSnow Manをデビューさせると同時に、それまで肖像権を守るために頑なに拒んできたネットへのタレントの画像や情報発信を解禁するなど、時代に合わせた変革を断行してきた。

その半面、不祥事を起こしたタレントに対しては「厳罰」で対応したり、ジャニーズJr.に22歳の定年制を設けたりするなどして、タレントやファンから反感をかった部分もあった。

窮屈な滝沢体制に嫌気がさしたのか、先輩では近藤真彦や長瀬智也、後輩では山下智久、手越祐也などが、この短い間にジャニーズを去っている。

ジャニーズ事務所の公式サイトによると、「(滝沢氏に副社長を)継続してほしいと慰留したが、本人の決意は固く取締役会で承認した」としている。

後任は昨年V6の活動を終了した井ノ原快彦で、「ジャニーズJr.の育成はジャニーズJr.経験者がしてほしい」というジャニー氏の遺志を組んで決定したという。

井ノ原は、今まで通りタレント活動を継続しながら、プレイングマネジャーとして指揮を執る形のようだ。実行力がある半面「苛烈」であった滝沢体制から、人当たりのいい柔らかい井ノ原体制になることで、ジャニーズがどう変わっていくのか注目される。

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ジュリー社長を裏切った理由に「完璧タッキー主義」?

しかし、なぜ滝沢氏はわずか3年で身を引くことになったのだろうか?

芸能関係者によると、藤島ジュリー景子社長を裏切る形となった原因が、滝沢氏の「完璧主義」だという。

「踊りも歌もキャラクターも、すべて完璧な状態にしてから売り出す「タッキー方式」とぶつかったのが、関ジャニ大倉忠義のプロデュースによる「なにわ男子」です。未熟な部分を応援したくなるという、従来のジャニーズ方式をうまい形で生かした「なにわ男子」の人気は、完璧タッキー主義には受け入れ難いものだったのかもしれません」

では、今回の退社のタイミングはなぜ決まったのだろうか? 滝沢氏本人のコメントがないため推測の域を出ないが、長年面倒をみていたTravis Japanのメジャー・デビューを見送って区切りとしたのかもしれない。今回の電撃“裏切り”退社を、ジュリー社長はどう受け止めているのだろうか?

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