河村たかし市長の“セクハラ仕草”は故意か過失か?日常のふとしたハンドサインに潜む罠、他人事では対策難しく

2022.11.16
by たいらひとし
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名古屋市でおこなわれた「韓国フェスティバル」のある1枚の写真で、河村たかし市長(74)がまたも炎上しているようだ。どうやら、アイドルの隣で決めた「ハンドサイン」がセクハラではないかというのである。金メダルをカジったり、アイドルをおさわりしたりと、過去にいろいろヤラかしている河村市長だが、今度ばかりは濡れ衣という噂もある。この「ハンドサインで誤解が生まれ破滅に陥る」という事例は、決して他人事ではないようだ。

指1本で別の意味。ハンドサインの罠に嵌まった河村氏

問題になったのは、12日におこなわれた「韓国フェスティバル」における記念写真だ。河村氏は女性アイドルと一緒に仲良く写真を撮っただけのつもりだったが、指の形が「全く違う意味」のように見えたため「明らかにセクハラだ!」と、この写真がSNS上で拡散され、物議を醸すこととなった。

この指の形、隣に写っている女性アイドルは河村氏とは別の形を作っているように見える。そう、今どきの若い世代にはお馴染みの、親指と人差し指でハートを作る「キュンです」を河村氏が作り間違えた可能性があるのだ。

ハンドサイン「キュンです」とは?

指でハートを作る「キュンです」とは、韓国アイドルがファンサービスで行っていたもので、2020年にTikTokで活動しているシンガー・ソングライターひらめの楽曲「ポケットにキュンです」のミュージックビデオから広まったようだ。

現在74歳になる河村氏が、そもそも「キュンです」を知っている可能性は低い。正確にハンドサインを出すことを要求すること自体が難しいのかもしれない。

しかも、今回はハンドサインを間違えて出したことよりも、若い女性とみるやピッタリとくっつくのが「支配欲を満たす行為」「若い女性へのマウンティング」だと批判されたり、「こいつは分かっていてワザとやっている」などの確信犯説も出たりと、相変わらずネットでは散々な言われようだ。

しかし、こうして批判されるのにも、過去に河村氏が数多く「ヤラかしてきた」であり、自業自得と言われても仕方がないだろう。

河村たかし市長ヤラかしの歴史

河村氏は2021年8月、2020東京オリンピックで金メダルを獲得したソフトボール日本代表の後藤希友選手が名古屋市役所に表敬訪問した際、持ってきた金メダルをカジったことで一躍その悪名が轟いたが、同年4月には名古屋城の天守から降りた金のしゃちほこにもカジりついていた。どうやら「金色のものには何でもカジりつく習性」があるようだ。

また、若い女性がいると「必ず肩に手をまわす習性」もあるようで、声優の伊藤美来、上坂すみれ、SKE48の高柳明音(現在は卒業)、訪問した高校の女子高生などが犠牲になっている。

そして、自分の発言を他人が聞いたらどう思うか?ということを考えることができない人物のようで、女子小学生への「セクハラ発言」、名古屋で行われた北野武監督の映画の特別試写会で「ネタバレ発言」、国際芸術祭のオープニングレセプションで「中日ドラゴンズの替え歌」で芸術祭の名前を熱唱などなど枚挙にいとまがない。いずれも空気を読めない言動をヤラかしておきながら、まるで反省する様子がないのが特徴だ。

それでも今回の「キュンです」ミスだけは“濡れ衣”の可能性が高い。なぜなら、ハンドサインは誰でも誤解を生む可能性があるからだ。

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