私は効率よく活動するためのツールとして“営業ノート”を活用している。
大学ノートを四分割して使うのだが“第四領域”という場所にモチベーションが上がる言葉を書いておく。
ここで少しノートについて説明させて欲しい。まずはB5サイズの大学ノートを用意する。それを4分割にし「重要度」と「緊急度」の高低に分割する。分け方はこのような感じ。
・第1領域(ノートの右上):緊急かつ重要
・第2領域(ノートの右下):緊急ではないが重要
・第3領域(ノートの左上):緊急だが重要ではない
・第4領域(ノートの左下):緊急でも重要でもない
■第1領域
緊急かつ重要なので、絶対にやらなくてはならないマストの仕事を書く。仕事で言えばお客様とのアポイント、クレーム処理、上司からの呼び出しなど。
■第2領域
緊急ではないが重要な仕事。やらなくてはと思いつつなかなか出来ない行為。将来の為の勉強、お客様に手紙を書く、職場の人間関係づくりといったことになる。
■第3領域
緊急だけど重要ではないこと。折り返しの電話、メールの返信、SNSのやり取りなどの相手の都合でくる用事のこと。
■第4領域
1~3の領域外の緊急でも重要でもないこと。この領域は自由に使える。私はここにモチベーションが上がることを記入している。例えば
・本が重版した
・ゴルフでこんなスコアが出た
・嬉しい言葉をかけてもらった
・ソフトバンクホークスが勝った
などなど。仕事でもプライベートでも何でもいい。
朝のルーティーンが終わりパソコンの前に座る。その時に第四領域を必ず見る。
朝は害のある情報がまだ入ってこない。ここがチャンス。それで一気にモチベーションを上げている。
こういった“初速を上がる工夫”をすることで仕事の効率が上がる。
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