しかし、実際に韓国社会で日常的に使用する近代語のほとんどは、日本の翻訳を通じて入ってきたというのは周知の事実だ。学校教育を受けた人なら誰でもそれくらいは知っている。特に韓国だけでなく中国・台湾など漢字圏の三か国が現在使用しているほとんどの現代医学用語は、東洋文化圏で最も早く西洋医学を導入した日本によって翻訳されたものである。
18-19世紀、日本の江戸時代のころにオランダから伝来した医学に接し、西洋医として活躍した杉田玄白は、彼の解剖学関連の医学翻訳書『解体新書(ターヘルアナトミア)』で、肉と泉を組み合わせ「腺」という言葉を作り出し、「甲状腺」という単語を見事造語した。「膵臓」という言葉も同様だ。
釜山大のある教授は、李在明式のアプローチなら、大韓民国のすべてが日帝残滓だ。「民主党」という単語自体がすでに日帝残滓だ。党名からまず変えろ!李在明が大統領になったら超多忙になることだろう。弁護士、大統領、民主主義、共産主義、経済、哲学、民族、共和国、放送、野球、物理学、競争、価格、株式などなど、際限もなく変えなければならないのだから」と指摘していた。
このように、李在明の心性の中には反日フレームが完璧に嵌め込まれている。非常に危険な人物なのだ。
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