ワケあり商品も説明次第で「バカ売れ」に。スマホ1台で出来る個人商店のカタチとは?

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中国人が日本国内でおこなっている多くのビジネスの中で、現在最も注目されている「ライブコマース」というものをご存知でしょうか。今回のメルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では、この新たな販売形態を「個人商店こそ取り入れるべき」として紹介しています。一体どんな販売方法なのでしょうか?

個人が販売できるテレビショッピング!?ライブコマースで売りまくれ!

日本におけるチャイナマネーは、巨大かつ脅威でもあります。

土地を買い占め、新しいビジネスを始めたり、寂れた地域を「ネオ中華街」へと変貌させたり、インバウンドが増えた時には、中国人向けホテルを開業したり。

日本人が気づかないようなビジネスチャンスを探り出しては、速攻で事業を立ち上げます。

そのセンスやスピード感には脱帽です。

このような中国人による日本ビジネスの中で、最近注目されているものがあります。

「ライブコマース」。

オンライン販売とライブ配信を組み合わせた販売形態のことで、いま急激に市場を拡大しています。

この手法を考え出したのが中国人なのです。

テレビショッピングのように、売りたい商品の解説をライブで配信し、その場で購入できるようになっています。

商品について知りたいことがあれば、メッセージを送ることができるので、ライブ中に返事をもらうことができます。

購入前の不安をその場で解消できるのです。

売る側もこと細かく説明することで、商品の魅力を存分に伝えることができます。

また、リアルタイムであることと双方向であることで、お客さまとの結びつきを強めることもできます。

この手法で活躍しているのが、「KOL(キーオピニオンリーダー)」と呼ばれる中国人たちです。

ショッパーのような存在で、販売会社と契約し、売り上げの数十%の報酬を受け取っています。

彼らは日本にいて、日本の商品を中国人向けに販売しています。

ただ販売するだけではなく、中国人が行きたい日本の観光地や街を紹介しながら、商品を販売しています。

中国人が興味のあることで集客し、中国人が欲しがる日本の商品を紹介しているのです。

消費意欲の旺盛な中国人相手なので、その可能性は無限大と言っても良いでしょう。

この手法は、商品の見栄えが購入意欲に影響する、化粧品やファッション、家具やインテリアでよく使われています。

また、見ためではわかりづらい、製法にこだわった商品や訳ありB級品でも、丁寧に解説することで、販売に繋げることができます。

時間を気にせず配信できるライブコマースだからこそ、伝えたいことのすべてを話すことができるのです。

中国では、地方の農家が自らライブ配信し、野菜を売っている例もあります。

スマホがあれば、誰でもできるのです。

日本では、三越伊勢丹や資生堂、ファッション通販のベイクルーズが行っていますが、これからも続々と参入してくるはずです。

しかし、個人商店こそ、やるべきだと思います。

スマホ1台。経費は0円。躊躇する理由はありません。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 佐藤きよあき(繁盛戦略コンサルタント) 【発行周期】 週刊

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