探偵が依頼を受けることの多い「浮気調査」。浮気の場合は相手への攻撃のターンがあるそうなのですが、その時に探偵はどう動くのでしょうか? 今回のメルマガ『探偵の視点』では、著者で現役探偵の後藤啓佑さんが、その心得を語っています。
この記事の著者・後藤啓佑さんのメルマガ
現役探偵が伝授。浮気相手と対峙する時の心得とは?
浮気調査をして証拠を掴み、離婚の準備をする。全てが揃ったら、いよいよ離婚!浮気の場合は、離婚の手続きの前か後に浮気相手への攻撃のターンがあります。
その方法は、内容証明を送るのか、はたまた示談をしに行くのか。それは状況や依頼者が求めるモノによって変わってきます。
内容証明を送る場合は相手に直接会うことはありませんが、示談でケリをつける!という時は当然相手と直接話す機会を設けます。
その場合、浮気相手に憎しみの感情があっても、いざ相手が目の前に現れると緊張で上手く話せないこともあります。
そんな時に大切なのが、相手を徹底的に懲らしめてやる!という気持ちです。自分がこれまで我慢してきたことや悔しい思いをしてきたこと、それらを思い出すのです。示談というのは、暴言や暴力を振るうわけではありませんので、感情を高ぶらせておくのは悪いことではありません。自制できなくなるレベルはダメですが!
とにかく準備が大切で、録音はしたか?示談書は持ったか?こう言われたらこう言うというシナリオは思い出せるか?それらが整っていれば、あとは気持ちを上げていくだけ。ビビってはいけません。
相手からすると、弱腰で来る示談はなにも怖くありません。相手が途中から「断っても大丈夫かも」という気持ちが芽生えたら負けです。それほど、強気というのは時に大切なのです。
示談でなくとも、旦那さんと離婚する!という時にすごく弱気になってしまう方が多いです。自分は悪いことしていないのに…。離婚は精神の体力勝負ですから、胆力を込め、冷静に進んでいかなければなりません。
どちらも、準備さえ整ったら、あとは強気で!!この姿勢は、意外と落とし所が左右する大切なポイント、心得ですね!
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