日々仕事に取り組んでいると「ここをこうしたらもっと良いのに」と改善のアイデアは浮かんでくるもの。そうした意見を聞いてもらえるかどうかが仕事のやりがいにつながるのかもしれません。『メルマガ「ニューヨークの遊び方」』著者で人気ブロガーのりばてぃさんは、現在3つの仕事を掛け持ち中。その中の1つ、朝3時間だけの小売店の仕事では、立場的に意見できずにいることがストレスになり、「仕事」と割り切ってしまう気持ちになっているそうです。そして、提案が可能な別の仕事の気持ちに生じた変化についても記しています。
この記事の著者・りばてぃさんのメルマガ
何かを変えたいなら責任も持たなくていけない
皆さんのご存じのとおり、現在私は主に3つの仕事をしています。自分のマーケティング会社の運営、データサイエンス会社でのマネージャーの仕事、そして小売店の商品を出すアルバイトのようなお仕事です。
3つ目の小売のお仕事は運動も兼ねているので程よくストレス発散にはなっていますが、一方で別のストレスもあったりします。それは、権限があまりにもなさすぎて変えたいことがあっても変えることができない、です。
デスクワーク中心の他の2つの仕事と常に動いている肉体労働の3つ目の仕事というだけでも随分違いはあるのですが、例えば、「こうやったらもっと売上あがるかも?」とか、「ここはもう少し工夫して変えたい」とか思っても、そもそも朝の3時間だけだし、権限はないし、お店の事情を知らなすぎて提案しようにも提案しにくいとか、したとしてもその後の責任を負えないというのもあり提案すら気軽にできないのです。せいぜい棚の状況をできる範囲で工夫して若干変える程度。
それに、どんなに良い提案だったとしても逆に迷惑になることもあるかもしれません。そもそも求められていないので聞く耳を持ってなければただの煩い人になってしまうかもしれませんし、提案自体を聞いてくれたとしても忙しいので提案を聞く時間、メールで送っても読む時間すらないかもしれません。せいぜいこちらがこういうことを考えていると知ってもらえるかもしれない程度でしょうか。
なので小売店のお仕事に関しては今後どうなっていくかはわからないけど、経験値と情報を集める時期であると捉えて向き合っています。
一方、自分の会社とデータサイエンスの会社の方は必要以上に良くしていくことや提案などが求められます。デスクワークなので意思疎通も気軽にできるというのもありますが、そういう立場にいるからというのもあります。そしてその責任を最初から持たされている立場でもあります。
責任を持たされるのはプレッシャーと感じたりアイデアを出すのは大変と思うこともありますが、出したくても出せない立場もあるので、甘えたことを考えている場合ではないなと思いつつ頑張っているところです。
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