近づく北朝鮮“核搭載”ミサイル発射。今こそ日本がロケット技術を活かした「核武装」を検討すべき理由

2023.02.28
 

日本は「ロケット技術」を活かした核武装を検討する時期に

一方、日本の次世代大型ロケット「H3」の試験機1号機が17日、種子島宇宙センターから打ち上げられる予定だったが、メインエンジンの燃焼開始後にロケット1段目のシステムが異常を検知したため打ち上げは「中止」となった。

そこで提言したいのが、日本は世界でも有数のロケット技術があるのだから、それを活かした核武装を検討するべきだろう。弾道ミサイルとロケットは似たような技術であり、決して今の日本にとって技術的に難しい問題ではない。

韓国のシンクタンク「崔鍾賢(チェ・ジョンヒョン)学術院」が1月末に明らかにした世論調査結果によると、北朝鮮の脅威が続くなか、韓国による独自の核開発の必要性について回答者の76.6%が「必要だ」とし、72.4%が韓国の核開発能力に肯定的な見解を示した。

韓国でもこのような世論である。日本でも同様の世論形成が望まれるのではないだろうか。

image by: Shutterstock.com

アッズーリ

専門分野は政治思想、国際政治経済、安全保障、国際文化など。現在は様々な国際、社会問題を専門とし、大学などで教え、過去には外務省や国連機関でも経験がある。

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