追い詰められた厚労省。自治体に配布した「ワクチン副反応」関連書類

 

ワクチン接種の2日後に突然死した有名ジャーナリストの兄

昨年12月2日には、ジャーナリストの山路徹氏の兄・山路厚さんが5回目接種の2日後の朝、寝床で死亡しているところを発見された。

厚さんは、糖尿病の持病があったために、人一倍、健康に気を使っていたそうで、過去4回の接種では異常がなかったため、5回目も躊躇なく受けたという。

直接死因は、虚血性心疾患。心臓の筋肉にむかって流れる血管(冠状動脈)が、動脈硬化や血栓によって狭くなったり、塞がったりするものだ。

厚さんは、血中酸素濃度を測るパルスオキシメーターをいつも身の回りに置いていた。マスコミが、くり返し「持病のある方は重症化する確率が高く……」と恐れさせ続けたからだろう。発見された時は、パルスオキシメーターの紐を両手で握りしめ、寝床にうつぶせの状態で亡くなっていたという。

おそらく、就寝中に具合の悪くなった厚さんは、パルスオキシメーターに手を伸ばして引き寄せ、酸素濃度を測ろうとしたものの、それすら叶わず、たちまちのうちに死んでしまったと見られている。

解剖した医師の所見によれば、「ワクチンとの関連はない」という。心筋炎や心膜炎は、ワクチンとの関連性が濃厚と認められているが、それ以外の心疾患については、一切認められないのが現状だ。そのため、「心筋炎や心膜炎ではないから、ワクチンとの関連はない」と判断されるのだという。

だが、山路徹氏が、ジャーナリストとして、直接その解剖医を取材したところ、ワクチンが「死のトリガーになった可能性は否定できない」と答えたらしい。突っ込んで聞いていけば、製薬会社とベッタリの医療機関の一員としてではなく、プロの1人の解剖医としての本音が、やはり漏れ出るということだろう。

ワクチン接種数と正比例して増加する超過死亡者の数

各自治体の速報によれば、今年1月の日本の死亡数は、昨年1月より20~50%増加が見込まれる模様である。ワクチン接種が呼びかけられて、人々が打つたびに、それと正比例して超過死亡が莫大に増えているというのが、データの示す現実だ。

ワクチン接種後、一定期間内の死者は、すべて病理解剖すべきだろう。

病理解剖は、遺族が「これ以上、体を痛めつけないでほしい」と拒否する場合もあるが、費用が病院の全額負担になるため、遺族が依頼しても断られてしまうケースも多い。

ワクチン接種後死者の病理解剖については、全額補助金を出して推進したほうがいい。空床補償金などという詐欺推進をやるぐらいなら、そのほうがずっといいに決まっている。

実際に、患者の体の状態を見ている病院からは、血液検査で異常値が出やすくなったり、新生児の高熱が増えていたりと、すでに異変を察知した医師たちの声があがっている。

順天堂大学病院の腎・高血圧内科では、患者に対して、ワクチン接種後に血尿があった場合は、腎臓内科に相談するよう呼び掛けている。

よほど血尿を出す人が増えているのだろう。わざわざホームページに赤字で表示するなど、かなり異様な事態だ。

日本腎臓学会と厚労省の研究グループが行った、難治性腎障害に関する調査研究によれば、ワクチン接種後に、肉眼的血尿(目で見て血の色がわかる血尿)を含む異常が起きた患者が、比較的高頻度に出現することがわかったという。

日本小児腎臓病学会でも、接種後の腎炎や血尿などを起こす子どもの症例報告が増えている。現状、接種直後に大量の血の混じった血尿が出ても、「出血性膀胱炎」としてあっさり片づけられてしまうらしいが、腎臓を患った大勢の患者をこれまで定点観測してきた専門医からすれば、ワクチンが原因であるということは、もはや当たり前の事実ということだ。

この記事の著者・小林よしのりさんのメルマガ

購読はこちら

print
いま読まれてます

  • 追い詰められた厚労省。自治体に配布した「ワクチン副反応」関連書類
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け