新年度初日に“電車激込み”で非常識な新入社員に苦言を呈する「大人」たちが続出

2023.04.03
 

4月3日、「電車激込み」「満員電車」がTwitterのトレンドに入った。これは、今日から社会人になる新入社員が会社に出社することでいつもより乗客が多いという新年度あるあるの現象だ。しかし、コロナ禍でテレワークを導入する企業も多いと聞く。果たして本当に“激込み”だったのだろうか?

新入社員よ、電車の床にバッグを置くのはやめろ!

「激込みでしたよ」と疲弊しながら呟くのは、埼玉県に住む会社員の男性だ。彼はJR埼京線を使い都内の企業に通勤している。

「真っ黒なリクルートスーツを着た男女がたくさん乗っていました。それも、大体がグループで。待ち合わせて一緒に通勤していたのかは知りませんが、頼むから一人で乗ってくれや……と思います。狭い車内でベラベラベラベラ楽しそうに話している声を聞いているだけで疲れますよねぇ」

JR埼京線といえば、首都圏を走る電車の中でも特に混雑することで有名である。いつもただでさえ混んでいるのに、今日はそれ以上だっだと言うから同情してしまう。

「あと、学生気分が抜けてないのかバッグを床に置くのはやめてくれ! 今日、赤羽駅で乗車して新宿駅で降りた3人組の男グループ全員が真新しいバッグを電車の床に置いてたんですよ。わかると思いますが、そのスペースはとても貴重。満員電車であれをやるのは反則ですよ。どの会社の研修でも、そのことを教えてあげるべきだと思います」

新入社員よ、車内の奥に詰めてくれ!

同じような声はほかにもある。

「通勤電車に乗るときは、とにかく奥に詰めるということを早く覚えてほしいです。混んでるのにドアの近くに突っ立ってられちゃ乗りづらいし降りづらい。新社会人は“人が降りるときは自分も降りる”の常識がないのか、ドアの前に立ったまま動かない子がいて、おじさんに押し出されてました……」(横浜に通勤する40代後半男性)

電車が混雑するのは、人が外に出る必要があるということ。コロナ禍でテレワークを導入する企業も増え、新入社員に対しても「出社を控えるように」と通達するケースも増えたと聞いたことがあったが、実情はまだまだ「出社」をさせる会社が多いのかもしれない。実際に、今日から仕事をしている新入社員にも話を聞けた。

「私が入った会社は最初の3か月は通勤し、上司と顔を合わせながら仕事を覚えるという方針です。3か月以降はリモートワークも可能とのことです。でも、出社をする先輩も多いみたいで、部下の私が家で仕事をする…って出来ないよなぁとは感じています」(都内のIT企業に就職した新入社員)

「電車はいつも通りだった」との声も

 

一方、こんな声も聞くことができた。

「今朝、山手線内回りを使って通勤しましたが、いつもと変わらなかったですね。だから、Twitterのトレンドに『激込み』が入っていて驚きました。みんな、“新年度だから電車が混む”という思い込みがあっただけじゃないですかね」(都内に通勤する40代会社員)

「私も特に、激込みだとは思いませんでした。この時期の風物詩だから、なんとなく呟いただけなんじゃないかな?」(都内に通勤する女性)

あなたが乗った電車は、どうでしたか?

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