30代は堂々と浮気、50代は不倫旅行。探偵が語る「年代別」対象者の行動とは

 

「探偵の調査ってどんなイメージ?」と聞かれた際、多くの人が「浮気調査」を思い浮かべるかもしれません。日々、幅広い年代の依頼人がやってくるなか、世代ごとに浮気の特徴が違うと話すのは、今回のメルマガ『探偵の視点』の著者で現役探偵の後藤啓佑さんです。20代から60代まで、対象者の行動パターンが異なるというから興味深いです。

年齢ごとの浮気の特徴

僕の探偵事務所に来られるお客様の年齢の層は、だいたい40代後半~50代前半が一番多いです。

もちろん、20代や60代の方も時々お客様になりますので、調査経験としては全ての年代を行っています。

お客様との面談の最初に、配偶者の年齢を聞きます。だいたい、それでどういう調査になるかのアタリをつけることができます。

そこで、今回はその年齢ごとの浮気の特徴を書いてみます。

20代

大半が家出が絡む案件。浮気相手の家に転がり込んでいる人が多い。なので始めは浮気調査というよりは、家出人探し調査のようになる。

現在住んでいる場所を判明させてから、浮気相手と一緒に住んでいるところを撮影していく。調査期間が長くなりがちな年齢層です。

30代

まだ小さいお子さんがいることが多いので、依頼者側がすごく思い詰めていることが多い。

浮気の特徴は、ラブホテルを使うというよりは、浮気相手の家に3日間寝泊まりして家に帰らなかったりする。

浮気を隠すということをあまりしない年齢層です。配偶者にモラハラをしていることも多く、バレても関係ないや。と思っているような行動をする人が多い。

お子さんがいない場合、依頼者側もこっそりと浮気をしていることが多い。もちろん探偵にも内緒で(笑)。

40代

世間がイメージするような浮気をする年齢層。配偶者にバレないよう、家にも帰ってくるし、仕事もきちんとしている。

職場での浮気が一番多い層かもしれない。退勤後に浮気相手の家に数時間寄り、帰宅するパターンが一番多い。

お子さんが中高生であることが多いので、依頼者が離婚という選択肢を取るかどうか一番悩むのもこの年齢層

50代

いわゆる不倫旅行によく行くのがこの年齢層。土日は家に帰ってこないという怪しさ満点の浮気をする人が多い。

お子さんも成人しているところが多く、依頼者側は相談の最初から離婚前提で来ることが多い。そして、あまり空振りがなく、ほぼ黒の対象者が多い。調査期間が一番短い年齢層かもしれない。

60代

月に2回しか会わない、会っても不貞行為が無い。という依頼者側からするとなんとも言えない浮気のやり方をするのがこの年齢層。

日帰りでデートするだけでラブホテルにも行かず、相手の家に行くわけでもなく、ただデートをする。だけど、家庭はないがしろにしている。これだと不貞行為が無いので別の攻め方をするしかない。

依頼者側も、異性とこんなに仲良く会っているのだからいつかはラブホテルに行くはず!となって、長期間が結構長くなってしまう。なんとも言えない、証拠を掴むのが難しい年齢層。

以上、年齢ごとの浮気の特徴でした!

スラスラと書けるので、やはり特徴はあるもんだなぁと思います。20代と60代なんて絶対交換できない浮気の仕方ですし、年代ごとの家庭事情もあり、読んでいて想像しやすいのではないかと思います。

物事を年代別で見るのは面白いですね!

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平成3年生まれ。探偵歴10年。愛知県出身。好きな調査シーンは張り込み。19歳から探偵の修行を始め、他の職業をやることなく社会に出て現在までずっと探偵。中高生の頃から中南米地域に興味があった為、好きな探偵と中南米を合わせよう!ということで23歳のときに中南米で探偵をする為グアテマラ入りをする。グアテマラにて活動後、事業の基盤作りの為帰国。まずはアジアからということで現在はバンコクやマニラなどでの調査を経験しながら、国際探偵への道を走っている。多くの男女トラブルや企業内外の調査を受けている。

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