月1200万円以上売ったバーガー屋も。沖縄・宮古島に学ぶ「観光地の戦い方」

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高級リゾートが続々と開業し、人気観光地としてすっかり認知された沖縄県の宮古島。そんな南の島で驚異の売上を誇る人気ハンバーガーショップをご存知でしょうか。今回のメルマガ『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』では外食・フードデリバリーコンサルタントの堀部太一さんが、彼らの成功の秘訣を探りつつ、観光地における飲食店の戦い方を考察しています。

※ 本記事は有料メルマガ『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』2023年5月15日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読どうぞ。

沖縄・宮古島に学ぶ「観光地の戦い方」

先週の木曜日から日曜日まで宮古島に行ってきました。

有難い事にご支援先から繁盛店の数字や裏側などを教えてもらうことができ、有意義な時間となりました。

需要があるエリアにおいての戦い方として感じたことがあるのでまとめました。

興味があるところ、参考になりそうなところなど、活かして頂けますと幸いです!

宮古島の観光の状況

2018年度:1,143,031人(過去最高)
2019年度:1,061,323人
2020年度:359,592人
2021年度:435,262人
2022年度:736,990人

4月~3月が年度計算になりますので、2023年だけで見るとかなり回復です。

2018年度の過去最高の更新も遅かれ早かれ実現しそうな流れです。

物件は獲得できなの?

そんなに伸びるなら出店したい!となりますが、物件取得の難易度はかなり高いみたいですね。

沖縄本島のご支援先も、宮古島の物件を狙っておられましたが、賃貸物件はほぼほぼ出ないようです。

では地価は?と思いますが、ここもかなり高騰していますね。

今年の1月で、

住宅地平均地価:36,785円/m2(前年比:6.65%増)
商業地平均地価:22,367円/m2(前年比:3.04%増)

観光客数の増加や、新空港の開港などは地価を押し上げる要因になっているみたいですね。

1,374市町村の中でも28位という変動率の高さです。

せっかくだから消費に上限を作らない!

さて、このような需要がある立地で大切なのは、「売価に上限を作らない」事はポイントです。

売価って面白いもので、その企業の経営者さんが「慣れ親しんだ価格」から脱却ができないようです。

「相場ってこんくらいだよね」

これが良くも悪くもベッタリとへばりつき、そこから脱却できないのです。

しかし、

  • 売上=客数×客単価

これで見れば、客数がマックスならば客単価しか伸び代がない事は分かります。

例えば、宮古島のナンバーワンバーガーといえば、ダグズバーガーさん。

公表されている数字で見れば、16坪22席ながら過去最高で1,265万円売られたそうです。

グルメバーガーの提供時間で考えれば、なかなかこの数字を回転だけで実現するのは難しいです。

そこで商品MDを見ると、上記の「上限」を取っ払っている事がわかります

──(『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』2023年5月15日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

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関西学院大学卒業後、新卒で船井総研に入社。当時史上最年少にてフード部のマネージャー職へ。その後事業承継と起業を行い、 京都にて外食・中食業態を複数経営しつつ、多くの企業をサポート。事業規模は年商2,000万~1兆円企業まで幅広いです。外食/フードデリバリーが専門領域なので、それについての情報を書いています。

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