ネガティブな出来事で注目される人々ほどではないかもしれませんが、誰もが何らかの「ストレス」を感じながら生きているもの。メルマガ『施術家・吉田正幸の「ストレス・スルー術」』著者の吉田さんは、息がしづらく、生きるのがつらくなるようなストレスを感じたら、「呼吸を意識すること」を勧めます。特に簡単にできるリラクゼーション法として、「8秒×3の呼吸法」を紹介。副交感神経を優位にすることで得られる効果を伝えています。
『気が付けばストレスをスルーしている』という方法
ストレスは意識する、しないに関わらず生きている限り大なり小なりあるものです。しかし、ニュースを見ればここはゲームセンターかと思うような出来事がリアルに繰り広げられています。ゲームセンター…古いですか?(笑)
ジャニーズ事務所創業者、ジャニー喜多川氏(2019年死去)から所属タレントが性被害を受けていたとされる問題。現在の社長である藤島ジュリー景子氏のストレスはどんなレベルなのでしよう。
すると、今度は東京・目黒区の自宅で倒れているのが見つかった市川猿之助の事件です。同じく倒れていた両親は死亡していたこともあり、現在、警視庁捜査一課が猿之助への取り調べを行っているといいますが、猿之助のストレスは計り知れません。
他人事ではありますが、芸能界から政界、そして投資家から農家まであらゆる職種、様々な年齢の人たちがストレスにさらされています。それに比べると自分のストレスが可愛くなります(笑)。
ストレスを感じた場合、医学的なアプローチとしては、ありきたりですけれども、リラクゼーション法を実践するという事が大切です。足元に金山ではありませんが、意外と遠くにあるのではなく、足元にストレス解消のヒントが転がっているのではないでしようか。
瞑想、ヨガなどいろいろありますが、手っ取り早くできるものに呼吸法があります。特に深呼吸を取り入れた自律神経へのアプローチは自分の心の平静が、即実感できます。
心身の緊張を緩和し、リラックス状態を促す助けになるのが、8秒×3回の呼吸方法です。慣れないうちは、3秒ほどでも構いません。
- 8秒かけて鼻から吸う
- 腹部に呼吸のかたまりを落として8秒数える
- 8秒かけて口から吐き切る
これを3セットです。
自分は毎朝・施術の前後・寝る前にいつも行っていますが、施術では直感が冴え、プライベートでは感情の尖りが無くなっていくのがよくわかります。
ダラダラと施術し続けると、自律神経の交感神経がどうしても優位に立ってきますので、効率を求めてしまいがちです。施術の最中に求めるものは決して効率ではなくて、意識的に意識する、という事です。
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