海外の屋台には私たちの想像を超えたメニューが数多くあります。今回のメルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』の著者、佐藤きよあきさんは、そこにバズりのヒントがあるとして、海外の屋台メニューを紹介しています。
海外の屋台めしに、バズりメニューのヒントあり!!
「明洞ハムチーズトースト」。
韓国で行列ができている屋台の朝ご飯メニューです。
日本人からすると、屋台でトーストを売っていること自体が驚きですが、その手捌き、手際の良さを見ていると、屋台のライブ感を楽しむことができます。
熱い鉄板にバターの塊を滑らせ、そこに、キャベツ、人参、ねぎ、玉ねぎの入った玉子をのせて焼きます。
カタチを整えながら焼く横で、食パンを並べ、空いている場所にはハムを並べて焼きます。
またバターを塗って、玉子をひっくり返し、片面を焼いた食パンを回収しては、次の食パンを並べます。
食パンとハムは、これを何度か繰り返します。
玉子が焼き上がったら、食パンにのせ、その上にハムとスライスチーズ、生のキャベツをのせ、ケチャップと調味料をかけ、食パンでサンドし、完成です。
トーストという名前ですが、焼いたサンドイッチです。これが、次々に売れていくのです。
鉄板で食パンと具材を焼いて、サンドイッチを作るという発想がユニーク。
日本では、あまりやらない調理法です。
もうひとつ、韓国の食パン屋台めしを。
ゆでて潰したじゃがいもに、玉子、玉ねぎ、人参、ハム、とうもろこし、グリーンピースを入れ、マヨネーズと他の調味料を入れて混ぜたものを食パンに挟みます。
これを水で溶いた小麦粉にくぐらせ、パン粉をつけて、油で揚げます。
ポテトサラダのサンドイッチをフライにしたものだと言えます。
カロリーが気になるところですが、サンドイッチをフライにするという発想が、面白くて新鮮です。
台湾では、鉄板で海老などの海鮮類を焼き、水溶きの小麦粉を流し入れ、玉子を落として崩し、それで生のレタスを包むだけの料理もあります。
小腹が空いた時のおやつのようなものなのでしょう。
インドには、熟していないマンゴーに、塩と唐辛子を掛けただけのものがあります。
きゅうりを薄く切ったものに、ソース状のものを塗り、野菜やスナック菓子をのせ、調味料を振り掛けたものもあります。
味の想像がつかない食べ物です。
皿にスナック菓子や豆をのせ、グリーンカレーと調味料を掛け、その上に、スナック菓子と生野菜をのせたものもあります。
小麦粉の生地を薄く焼き、ゆでたじゃがいもを巻いて、皿にのせ、ソースを掛けただけのものもあります。








