寝かせておくのは貧乏人。おカネに「仕事をさせる」ってどういうこと?

 

ではサラリーマンができる範囲で、リスクが極小で、おまけにちょっとした小銭でできることってなにか?って言ったらこれはもう株式投資をする以外にないんですよ。と書くと、

 ▼ 株にだってリスクはある!
 ▼ 値下がりしたらどうするんだ?
 ▼ もしかしたら倒産しちゃうかもしれないじゃん!

みたいなことを言い出す人がいるんですけど、これはキャピタルゲインの話なんですよ。キャピタルゲインとは、買った株の値上がりによって生まれるゲイン、利益のことです。それは株式のデイトレの話です。

私がここで提唱したいのは、キャピタルゲインではなくインカムゲインの方でして、それは株式を保有することによる配当を手に入れるということです。

ちゃんと儲かっている会社というのは、少なくとも年に一度、決算が終わった後に株主に配当を支払うわけです。これが実はバカにならない金額になるんですよ。

例えば、JTだと年に6%ほどの配当がもらえますし、みなさんもご存じのAUという携帯の親会社であるKDDIは3%、ソフトバンクは5.6%、世界最大級の海運会社である商船三井は5%、タイヤのブリヂストンは3.4%、積水ハウスは4%、住友林業は3.7%みたいな感じなんですよ。そもそもこれらの会社が簡単に倒産しちゃうとは思えないでしょ。ここが大事なポイントで、安定経営をしていて潰れそうも無い会社に投資をして、配当をもらうということが、庶民ができる最初の、「おカネに仕事をさせること」なんですよ。

100万円を貯金のまま銀行口座に置いておいても、年に数十円しか利子が付きませんが、同じおカネをこのような安定企業の株に変えるだけで、年に5万円とかもらえるわけですよ。

もちろんその会社の株価が下がるリスクはありますけど、このような大型の業績が安定した会社の株は、徒にキャピタルゲインを目指すのではなく、長期保有で配当を狙うべきで、そもそも貯金で銀行に寝かせておいても意味がないわけですから。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 佐藤しょ~おん 【発行周期】 平日刊

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