ロシアにとって脅威ではない北朝鮮の核保有
しかし、より大きな理由は、「米国の同盟国である日本や韓国に、『核保有の口実』を与えない」ためであろう。
ロシアにとって、北朝鮮の核保有は、脅威ではない。
しかし、米国の同盟国である日本や韓国の核保有は、「深刻な脅威」なのだ。
- 北朝鮮は、米国の侵略を防いでくれる緩衝国家
- 北朝鮮の核は、脅威ではない
この二つの事実から導かれる結論は、「北朝鮮は、現状のままでいい」である。結果、ロシアは、北朝鮮に関して、「二つの政策」を行う。
まずは、「米朝開戦に反対する」こと。
なぜか?戦争になれば、米国の同盟国である韓国が、朝鮮半島を統一することになるかもしれない。それは、「緩衝国家」の消滅を意味し、ロシアの安全が脅かされる。だから、ロシアは、中国と共に「対話支持」なのだ。
もう一つは、「北朝鮮の現体制が崩壊しないよう支え続ける」ことだ。
現在、中国は、トランプ政権から対北朝鮮政策について強い圧力を受けている。そこで、プーチン・ロシアは、中国に代わって北への支援を増やしている。たとえば、石油の輸出を激増させている。
記事全文はこちら。
この記事を書いてから6年の月日が流れました。記事の通り、プーチンは、金正恩が核兵器開発を続けているにも関わらず、金体制を守り続けてきました。現在、ロシアと中国は、「金体制を守る意向」を隠すこともありません。
北朝鮮が制裁を破る行動をした。欧米が国連安保理で追加制裁を求めても、常任理事国中国、ロシアが拒否権をチラつかせながら反対する。実質、北朝鮮と金体制は、ロシア、中国、プーチン、習近平によって生かされているのです。









