韓国から産婦人科医が“超高速”で減り続けている。原因は「制度と訴訟」か?

 

産婦人科を専攻するという若い医師が日増しに減っているのも大きな問題だ。国会保健福祉委員会所属のイ・ジョンソン国民の力議員が公開した「2023年度下半期科目別専攻医志願率」によると、今年下半期専攻医志願で52人募集人員のうち、たった4人だけが産婦人科を志願した。

このような問題は産婦人科は相対的に高強度労働が必要だが、報酬さえも低すぎて若い医師たちの誘引策として作用するほどの点が全くないということにある。実際、帝王切開の初産費用は40万ウォン(4万4000円)だが、所要時間が似た腹腔鏡下胆嚢切除術は93万ウォン(10万3000円)の報酬が策定されている。その上、帝王切開は時間を決めて進行することもできないだけでなく、事故が起きれば訴訟の危険もある。

オ・スヨン教授は「若い医師たちを来させるためには基本的に報酬の現実化が必要だ」とし「国際学術大会に行って韓国の分娩報酬を話せば、他国の医師たちが『とんでもない』と言うほど恥ずかしい水準」と話した。

それと共に「産婦人科のこのような総体的な問題は10年以上続いたが、解決されず結局このような状況に至ることになり現場では疲れ果てた状況」とし「すでにかなり遅れてしまったが、今からでも政府は真正性を持って特段の対策を用意しなければならない時」と述べた。(ニュース1参照)

(無料メルマガ『キムチパワー』2023年9月25日号)

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