ピエール瀧への“前科ネタ”批判で思い出す、カメラマンから聞いた「酒井法子を監視する不審車両」の鋭い視線

 

カメラマンの張り込み取材中、何度となく不審車輛が長時間に渡ってジッと潜んでいるというのです。

私たちは同業者という“匂い”には敏感ですし、長いこと芸能記者をやっていると現場の知り合いにも“あ・うん”の呼吸でお互いに邪魔しないよう配慮するものなのです。

ところがこのカメラマンは、“同業者ではない視線の鋭い誰か”の気配を何度も感じたと言うのです。

酒井が有罪判決を受けたのは今から14年前の2009年です。

罪の償いも十分終わっているようにも思えますが、何年経ってもそのマークは継続されているという現実に、背筋に冷たいものが走ったことを憶えています。

さて、ピエールですが、ライブ活動とともに最近は、役者としても完全復活する勢いです。

さすがに地上波となると強い縛りがかかりますが、映画や配信ドラマでは引く手あまたのようです。

『デイリー新潮』にもありましたが、まさに今日から福島で先行上映される『水平線』では東日本大震災で妻を亡くし心に傷を抱えた散骨業者を演じ、来年3月1日から全国上映される予定です。

元暴力団組長で死刑囚と、心に傷を負った散骨業者が同じ人物であることに強いギャップを感じざるを得ませんが、『水平線』の監督は『凶悪』でピエールの舎弟役を演じ意気投合した役者・小林且弥の初監督作品だそうです。

プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by : Nesnad, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

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