三浦春馬「毒親育ち」のあの日々…宮沢りえ、安達祐実も共通「しんどすぎる親子関係」に記者が感じた絶縁できぬ悲哀

 

彼もまた毒親にもがき苦しんだ~三浦春馬の場合

最近でいえば、2020年7月に天国に召された三浦春馬さんのケースが頭から消えません。

本人が人間関係に敏感だったことは疑う余地はありませんが、亡くなる5~6年前くらいから、金銭問題に心を痛めていたのは間違いないようです。

有名になってもつつましやかに生きていきたい春馬さんと、そういった考え方とは違う近親者…その間でもがき苦しんだ話は取材した私の耳に届いていました。

三浦さんの所属事務所関係者がポロッと漏らした「お母さんとは全く連絡が取れず、困っているんだよねぇ…」という言葉は、今でも時々頭の隅に蘇ってきます。

三浦さんが生前残した権利等について話し合おうにも、実母と連絡が取れず困っている…と。

もちろん親がいなければ子供も産まれないですし、子供に親を選ぶ権利はないと言われています。

そんな境遇の渦中にいても、自分の事は後回しにしてきた宮沢りえと三浦春馬さん。

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絶縁宣言できればどんなに良かったかとさえ思ってしまいます。

それでも私たちに振りまいてくれたあの笑顔だけ、今は心に残したいと思っています。

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プロフィール:芋澤貞雄

1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by:PlayIN, CC BY 3.0, via Wikimedia Commons

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