佐々木希vs木村多江だと?結果は一目瞭然だろ!
2010年、『CNN Travel』が“日本のテレビドラマは酷い演技をする役者ばかりだが、見る所を見れば本当に演技が出来る役者もいる”とクローズアップしたうちのひとりが木村多江です。
そんな彼女の後継者が佐々木と思っているとは…若い記者たちの感覚とオヤジ記者の感覚の違いを感じぜずにはいられませんでした。
私はその後彼等に、“役者としての薄幸と「影が薄い」の違い”や、これまでの佐々木の役柄がいかに軽量級なのかを説明することになったのですが、どこまで伝わったのかは正直わかりません。
心の中で「『とと姉ちゃん』の小橋君子役や『ラストマン-全盲の捜査官-』の福山雅治の元妻役を見れば一目瞭然だろ…!」と叫ばずにはいられないほどでした。
『アイの~』での、略奪愛で妻と離婚させた元交際相手に首を絞められる一連のシーンでは“悪女”ぶりも“薄幸”ぶりもイマイチ鈍感な私には感じる事が出来ず、福士蒼汰の演技に惹かれてしまいました。
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でもなにせ遊川氏の脚本です、明石家さんまと大竹しのぶの『男女7人』に追いつけ追い越せで、今後の展開に期待したいと思っています。
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プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao
記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」
image by:Dick Thomas Johnson from Tokyo, Japan, CC BY 2.0, via Wikimedia Commons