猛烈な人口減少が中国にトドメを刺す
そして、中国の経済悪化の要因のひとつとされているのが人口減です。どれほど減っているかというと、以下、報道を一部引用します。
● 中国、止まらない少子化 出生数過去最少、雇用悪化で将来不安か
中国国家統計局は17日、2023年末の総人口が22年末比208万人減の14億967万人だったと発表した。人口減少は2年連続で、減少幅は22年(85万人)より拡大した。教育費の増加や、若者の雇用環境の悪化などを背景にした少子化に歯止めがかからず、出生数が7年連続で減少したほか、死者数も増加した。
出典:中国、止まらない少子化 出生数過去最少、雇用悪化で将来不安か
高齢化、人口減、人材不足などに加えて経済悪化のために、雇用が縮小しているのです。
高齢化社会になれば、国家財政における社会保障費が増大し、国家経済はさらに圧迫されます。報道によれば、四川省では公務員でさえたまに給与が支払われないとのことです。
日本もそうですが、少子化が進むのは、女性の社会進出が進むことで晩婚化も進むためです。結婚せず未婚のまま一生を終える人も増えつつあります。
また、子ども一人にかかる養育費の高騰により、経済的問題で子どもを産まないことを選択する人も多くいます。









