3.経営用語を知っておく
最近の横文字だけではありません。経営者は、経営の専門用語も知っておく必要があります。
例えば、次のような用語です。アトランダムに書き出してみます
・キャリアパス
昇進を含めた配置異動のルートと、異動のための基準、条件のことです。
・製品ライフサイクル
生き物と同じく、製品にもライフサイクル(導入、成長、成熟、衰退)があるとする考え方。
・コンティンジェンシープラン
環境変化を想定した、経営計画のことです。
・インストアマーチャンダイジング
製品の見せ方と消費者へのアピールを重点にして、店内販売力をつける方法です。
・バリューチェーン(価値連鎖)
企業が提供する製品やサービスは、原材料から完成品までを取引の流れにそって価値が付加されていくという考え方です。
・IPO(イニシャル パブリック オファリング)
新規公開株式、新規上場株式と訳されます。未上場株式が、証券取引所を通じて新しく株式公開をすることです。
・HRM(ヒューマン リソース マネジメント)
かつては「人事労務」と言われていました。近年は、「人的労務管理」と言われるようになっています。
・KPI(キー パフォーマンス インディケーター)
組織が達成すべき目標を、数量的に表した、KGI(キー ゴール インディケーター)を達成するために取り組む、個々の目標数値のことです。
・PBR(株価純資産倍率)
株価が「一株当たり純資産」の何倍かを示す指標です。
・PER(株価収益率)
株価が一株当たり利益の何倍かを示す指標です。
いやはや、経営用語も横文字が多いですね。知っている用語は、どれくらいありましたか?
これらは、それほど新しい用語ではありません。しかし、経営戦略を練る時に必要な知識です。ですから、経営用語を知っておくことも、経営者には求められます。
ただし、これらの用語の内容は、それなりに勉強をしないと、理解できないのではないかと思います。漢字と同じように、学習をすることです。そうすれば、優れた経営者としての評価も手にすることが出来るでしょう。
どうか、頑張ってください。
■今日のツボ■
・経営者は、漢字を正しく読めないと信頼性が下がる。
・経営者は、横文字も知っておかないと、話が分からない。
・経営用語を知っておくには、それなりの勉強が要る。
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