その他気がついたこと
私が一番多く行った外国は、もちろんロシアです。その次に頻繁に行ったのは、ロシアの北の隣国フィンランドです。
その他、気づいたことをいくつか書いておきましょう。
■銀行員の服装
銀行に行ったら、銀行員がTシャツで働いていました。私は、「自由な国なんだな」と思いました。
当時の日本と言えば、「真夏でも男はスーツで」が常識でした。
フィンランドの後に日本に行くと、「これは、ヤバイ!」と思いました。「暑さで死ぬ!」と。
しかし日本もその後、小池百合子現東京都知事が環境大臣だった時、「クールビズ」を強力に推進し、状況が大いに改善されました。今では、真夏にスーツを着ている人は、ほとんど見かけません。
■女性の靴
フィンランドを歩いていると、ほとんどの女性は、底が薄く、幅の広い靴で、タプタプと歩いていました。
私は普段、女性、男性の靴を見ません。しかし、フィンランドに行ったときは、あまりにもタプタプしているので、目がいってしまったのです。
たまに、ハイヒールの女性を見かけると、ほとんどの場合ロシア人女性でした。
銀行員のTシャツもそうですが、女性の靴を見たときも、「この国は自由なんだな」と思いました。
■ヘルシンキのお店
もう一つ気がついたこと。
ヘルシンキはフィンランドの首都ですが、夕方8時頃になると、ほとんどのお店は閉まっていました。それで、私と友人は、いつも早めの夕食を心がけていたのです。
日本の24時間コンビニに慣れた私たちには不便に感じます。しかし、「夕方8時に閉まる」ことがあらかじめわかっていれば、不便を感じることはなくなるでしょう。
そして、「フィンランド人は、さっさと家に帰って、長い時間眠るんだろうな」と思いました。今調べてみると、フィンランド人の平均睡眠時間は、男性7時間24分、女性7時間45分で、OECD中最長でした。(2018年)
一方日本人の平均睡眠時間は、男性6時間30分、女性6時間40分で、OECD中、最短でした。
● 出所:睡眠時間の世界平均は7時間超 日本人は世界「最下位」?
客観的な指標
フィンランドは、世界幸福度ランキング7年連続世界1位です。他にフィンランドのよさを表す指標は何でしょうか?
■世界教育総合ランキング2022年
フィンランド1位
● 出所:世界教育水準ランキング2022年6月現在(日本は41ヶ国中14位)
「フィンランド=教育大国」というのは有名ですね。
■世界森林率ランキング(OECD加盟国中)
フィンランド1位
● 出所:世界の森林面積と森林率
■世界汚職が少ない国ランキング
フィンランド2位
● 出所:世界汚職指数「清潔度」で日本16位 デンマーク6年連続TOP…台湾28位 中国76位