なぜ、あなたのブランドのSNSはあまりシェアされないのか?

 

さっそく、気になるポイントを赤ペンチェックしてみましょう。

1日24時間のうちいわゆるビジネスアワー、だいたい9時から17時くらいまでの明るさをまずはイメージします。そして、それよりも明らかに暗い、あるいは明らかに明るいものは、「照度」の「希少性」の原理により浮き立って見えます

撮影されているものそれ自体に価値があるかどうか

Instagramのストーリーや広告のアイキャッチに使用する際には、3分割の交差点にトリミングすると注視を得やすくなる

見上げ(あおり)=ダイナミックにかつ格上に見せる、ブランド品のアングル

真正面(あるいは真横)=友達、対等の関係を表すアングル

引き+見上げのアングルは、物語性が強調される

例えば、釣りのコミュニティで、先生は一流のトッププロだとして、全くの初心者や子供まで広く参加ができるコミュニティページに拡大すべく、SNSページを作成しようとしている場合、なるべく、ターゲットとなる当事者からは「広く、遠い視点」をイメージさせることが望ましくなります

光が強くあたり、影がくっきりと出るライティング(スタジオ撮影などはまさにこれです)では、モチーフが浮き上がり、物事の細部までが非常にクリアに見えるようになります。はっきり、くっきり見える、ということです

光と影を表現する

(1)光が入る「窓際」を探す

(2)白い模造紙などで周囲の邪魔をなくす(商品と影を主題にするため)

(3)カメラのオートを解除し、マニュアルに設定(オートだと暗くなるから)

(4)撮影する(露出と彩度のみ補正)

生成AIがユーザーの要求通りの結果を生成するためには、明確で具体的な「プロンプト」が必要です。つまり、「もっと明るく」では不十分で、「シャドーの部分をもっと明るくして」とか、「太陽光の光のように明るくして」とか、「もっと彩度を上げて鮮やかに」など、具体的な指示が必須になります

SNSで、極端にインプレッションの高い写真は何が違うのか、どうすればSNS上でブランドが構築できるのか、実践的なヒントが書かれた一冊です。

インプレッションだけを追い求めて、ブランド迷子にならないために、ぜひ読んでおきたい一冊です。

image by: Shutterstock.com

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Amazon.co.j立ち上げに参画した元バイヤー、元読売新聞コラムニスト、元B11「ベストセラーBookV」レギュラーコメンテーター、元ラジオNIKKEIレギュラー。現在は、ビジネス書評家、著者、講演家、コンサルタントとして活動中の土井英司が、旬のビジネス書の儲かる「読みどころ」をピンポイント紹介。毎日発行、開始から既に4000号を超える殿堂入りメルマガです。テーマ:「出版/自分ブランド/独立・起業」

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【著者】 土井英司 【発行周期】 日刊

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