声優 古谷徹「不倫・中絶・暴力」発覚でも安室透&アムロ役「降板」はない?コナン・ガンダム経済圏に文春砲が与える影響は

2024.05.22
by 東山ドレミ
 

古谷徹が辞めたくても「安室透に代役はいない」?

では、『名探偵コナン』シリーズの人気キャラクター「安室透」に関してはどうか?

週刊文春によれば、古谷はこの安室透というキャラの声と台詞で不倫相手のA子さんを口説いていたとされる。さぞかし女性人気が高いキャラだったということだろう。ならばファン総スカンで声優交代、という展開も十分ありえるはずだ。

だが、先のネットメディア編集デスクは次のように指摘する。

「『名探偵コナン』の安室透は、ご指摘のとおり、若い女性に大人気のキャラクターです。このキャラのおかげで、コナンは幅広い年齢層に支持される超人気作品に成長したと言えるでしょう。意外にヤリチンなアムロ・レイと違って、安室透は作品内での色恋沙汰がないですしね。

私の知り合いに、現在は引退した元あむぴ(編註:安室透ファン)の30代女性がいるので話を聞いてみたのですが、『女性関連の匂いがしないぶん疑似恋愛を楽しみやすいし同人活動が捗る』と言っていました。

そんな安室透というキャラのイメージを、今回の不倫騒動が大きく毀損するのは確かでしょう。SNSを見ても、声優交代を望む声と、続投を望む声はせいぜい半々といったところ。どうしても、不倫、中絶、暴力という気持ち悪さに幻滅を隠せない女性ファンが少なくないようです。ファミリー層からの反発も危惧されます。

ただ、個人的にはそれでも、安室透の声は古谷徹しかない。というか、古谷徹にしか不可能、と考えています。なぜなら『安室透』というキャラクターは、古谷徹の『徹』と、その代表的なキャラクター、アムロ・レイの『アムロ』にちなんで名付けられているからです。

つまり、コナンという作品から“古谷徹の匂い”を消すには、単に声優を交代するだけではまったく足りない。安室透というキャラクターそのものを“抹殺”でもしないかぎり、どうしても人々は古谷徹を連想してしまうわけです。かといって、本当に安室透というキャラを封印してしまえば、それこそドル箱作品のコナンが死んでしまいます。一時ほどの勢いはありませんが、映画に登場するかどうかが興行収入を左右するレベルですからね。そのような大人の事情を考えると、安室透の声は古谷徹が続投するしかない、という結論にいたるわけです」(前同)

たとえ本人が希望しても、古谷徹の降板は「コナン経済圏」が許さない、という見方だ。すでに70歳の古谷だが、声はまだまだ若いとの評価もある。

そう考えると、古谷が週刊文春の取材に回答し、迅速に謝罪したのは、主要作品における出演“続投”を念頭に置いた、シナリオ通りの「高度なダメージコントロール」だったのかもしれない。それが上手くいくかどうかは、古谷の“残りの人生すべてをかけた償い”にかかっている。

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