米国憲法に修正第25条第4項というものがあります。
これは、副大統領と行政閣僚の過半数に、大統領が続投にふさわしいか否かを決定する権限を与えているのです。
カマラ・ハリス副大統領が行政閣僚の幹部を集め「バイデン氏は大統領として不適格である」と共同で宣言するのです。
その後、議会の2/3の賛成により、バイデンを大統領の座から降ろすことができます。
民主党の次期大統領候補からも自動的に外れるでしょう。
この場合は、カマラ・ハリス副大統領が大統領になります。
実際、TV討論会ではバイデンが「現大統領」としての判断力をもっているかにも大きな不安を感じました。
「今、この人(バイデン)が核のボタンをもっているのか」と恐ろしい気持ちになった人は少なくないはずです。
民主党、どのような選択をするにしろ、米国大統領選で勝つ確率は限りなくゼロに近くなりました。
■執筆後記
私の主張は、「大手の新聞社やTV局は、報道機関たれ、プロパガンダ機関になるな」という事です。事実・主張を公平に報道して、その上で自社のオピニオンを出すのがあるべき姿です。
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