なぜ、お客様との会話は商品が決定してからが“チャンス”なのか

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お店のお会計後になると、なぜかお客様との会話がはずむということってありませんか?無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんは、その現象について大きなチャンスのタイミングだと話しています。

お会計後の会話

会議などをしてもなかなか意見が出てこないのに、会議が終わってノートやパソコンを閉じた途端に会話が進む、なんてことが実際にはかなりよくあります。

皆さんも経験ありませんか?

会議が終了した途端、「さっきまで全然喋っとらんかったやん」と言いたくなるくらいに相手が話し出す。

『会議で意見を出さなければならない』

『何か建設的なことを言わなければならない』

そうした重圧から解放されるからなのか、こういうことは多いのです。

もちろんこれは相手ばかりではなくて、自分側がそうだという人もいるでしょう。

そして往々にして、こういうタイミングになるほど本音で話ができたり、重要な情報が出てくるものです。

これって接客でも同じことがあります。

「これください」と商品を決定した後や、お会計の後などがまさにそうです。

さっきまであまりうまく情報を出してはくれなかったお客様が、急に喋るようになってくれる。

おそらくは売り込まれる重圧からの開放がそうさせているのではないかと個人的には思っているのですが、急激に会話がしやすくなる場合もあるんですよね。

だからこのタイミングは大きなチャンスだと言えます。

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