なぜ、新潟の人気鮮魚店「角上」の関東進出で巨大マーケットができたのか?

 

このお店と同じく、新潟の魚を関東に浸透させる試みをしている魚屋さんがあります。

「角上魚類」。

新潟の鮮魚をいち早く届けることができる関東圏に的を絞り、店舗展開しています。

すでによく知られた存在で、新鮮、種類が多い、安いと評判になり、連日大盛況となっています。

鮮魚をはじめ、刺身、総菜、弁当、寿司などを並べ、お客さまの細かな欲求に応えています。

このお店が近くにできると、その地域の食文化が変わってしまうほどで、人びとにとって無くてはならない存在となっています。

「魚離れ」という言葉に疑問を持ってしまうぐらい、人びとが魚に群がっているのです。

これも新潟の魚のポテンシャルなのでしょうか。

この2つの会社が関東に戦いを挑んでいるのは、偶然なのでしょうか、必然なのでしょうか。

新鮮なまま魚を輸送する範囲として、関東が最適だっただけかもしれませんが、巨大なマーケットがそこに存在したことは、大きなチャンスです。

新潟の魚をガンガン売ることができます。

全国的にはあまり知られていなかった漁業基地が、飛躍する時です。

漁業で地域の活性化が図れます。

酒、米、佐渡島だけではない、新しい新潟の誕生です。

image by: Shutterstock.com

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なぜ、人はモノを買いたくなるのか。欲しいという感情は、どこから生まれるのか。消費行動における人の心理を知れば、売れるモノが見えてくる。売り方がわかる。小手先のテクニックなど、いらない。人を研究すれば、やるべきことはすべてわかる。

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【著者】 佐藤きよあき(繁盛戦略コンサルタント) 【発行周期】 週刊

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