“赤ちゃんの時から耳を鍛える”英会話教室に効果なし。子供に英語への興味を持たせるため親ができること

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猛スピードで進む国際化社会にあって、もはや必須のスキルと言っても過言ではない英会話能力。親としては我が子に少なくとも英語で困ることが無いようサポートしてあげたいと思うのは当然ですが、具体的にはどのように「伴走」すべきなのでしょうか。今回のメルマガ『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』では著者で人気コンサルの永江さんが、「0歳からの英語学習」の効果を問う読者からの質問に納得の答えを出すとともに、子供が自ら英語を学びたいと思う環境を作る方法をレクチャーしています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:0歳からの英語学習で効率的な方法はある?

0歳からの英語学習で効率的な方法はある?

Question

shitumon

質問ですが、子どもの教育についてです。今子どもが0歳で、今後英語を学ばせていきたいです。そこで、効率的な勉強法はありますでしょうか?よろしくお願いいたします。

永江さんからの回答

最初にちゃぶ台をひっくり返して申し訳ありませんが、0歳からの早期英語教育に効果は皆無だと思います。というのも、まだ日本語さえ話せない子どもに英語をいくら教えても、本人の意欲がなければ身につくことはないから。

よく「赤ちゃんの時から耳を鍛える」などといって英語の歌などを歌ったり、CDを聞かせる英会話教室がありますが、それで大人になってから英語がペラペラになることはまずありません(身内の経験談です)。

重要なのは、子どもが自分から英語を学びたいと思う環境をどう作り出すかです。親の役割は英語を学ぶことが「楽しい」と感じられるような支援をすることなので、具体的な勉強方法よりも、まずは英語に興味を持ってもらうことが先決でしょう。

例えば、子どもが好きなディズニー映画を英語で見せることから始めてみてはいかがでしょうか。親子で一緒に英語のセリフを言ってみたり、英語でクイズをしてみたりするのも良いですね。子どもは遊びの中で自然と言葉を覚えるので、学びを楽しむことができれば自然と英語に親しんでいきます。

子どもが「英語を話せるようになりたい」と自発的に思うよう、毎日の小さな声かけで洗脳していくのも一つの手です。子どもが挫けそうな時は「あなたなら出来るよ!」「きっと英語博士になれるね」などと励まし、親も子どもと並走して積極的に関わってサポートしていくことが、最も効果的な学習方法だと思います。

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