まずは、サンドイッチにそれほどの需要があるということ。
ガッツリとした主食にはなりにくく、おやつには重い。
一般的には、軽食・間食という位置づけではないでしょうか。
コンビニの棚に並んでいるのが、サンドイッチの居場所として、しっくりくると思います。
しかし、専門店で約40種類が並び、24時間売れ続けているのです。
これは、ここのサンドイッチが、主食としても、間食としても、おやつとしても、買われているだと推察できます。
美味しいという評価はもちろん、ボリュームがありながら安いということも、売れている理由です。
安いので、主食になるほどの量を買うことができます。
1つ200~300円程度。
ボリュームを考えると、コンビニより3割ぐらいは安いのではないでしょうか。
しかも、お客さまに飽きられないように、常に新商品を投入し続けています。
また、店舗や自販機によって、限定の商品があり、探す楽しみも提供しています。
パンにもこだわりがあり、きめ細かでしっとりとした食パンを自社製造し、サンドイッチの具材によって違う厚さにして、使用しています。
美味しいサンドイッチを安く買うことができるお店。しかも、24時間いつでも。
これが、札幌市民や旅行客を魅了している理由です。
サンドイッチの市民権が、これほど大きくなっている地域は他にありません。
このお店が、サンドイッチ文化をここに根づかせたのです。
非常に興味深いマーケットだと言えます。
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