細木数子の“推しメン”を追ってホストクラブに潜入取材
また、細木さんが超売れっ子占術家だった頃、推しメンがいた新宿・歌舞伎町の老舗ホストクラブにも取材に行きました。
細木さんが溺愛するホストを近くで確かめるため、1人で客として、店にも入りました。
かなりの抵抗感があったのは間違いありませんが、それよりも店に入った時の私を見るホストの、逆に私を探る様子や、ボーイフレンドを探しているのなら店が違うだろう…といった視線には、取材と割り切ったさすがの私でも無数の針が飛んで来るような痛みを感じたものです。
細木さんの推しメンは店の売れっ子ホストのひとりでしたから、常連の客から次々と指名が入り、結局一見さんである私のテーブルに付く暇はありませんでしたが、朝まで過ごす店内のホストと客の様子や、壁に飾られていたホストたちの写真に、異次元の空隙を感じたことを鮮明に憶えています。
9月1日付けの『デイリー新潮』は“ギャラと制作費は地上波の5倍以上。配信に役者を獲られる地上波ドラマ界の悲鳴”といった記事を掲載していました。
細木さんの半生がドラマになると報道した『NEWSポストセブン』、これが事実なら、ほんの僅かですが細木さんの近くにいた人間として、戸田がどんな細木さんを観せてくれるのか、今から本当に楽しみです。
ちなみに私がキャスティングを担当できるとしたら、推しメンを演じられるのは、間違いなく『SixTONES』ジェシーです。彼しかいません!
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プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao
image by: Dick Thomas Johnson from Tokyo, Japan, CC BY 2.0, via Wikimedia Commons









