この仕事、AIに奪われるかも…働いていて感じる“漠然とした不安”はどう取り払えばいい?

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あなたは「漠然とした不安」にとりつかれたことはありませんか? 無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんは、販売の仕事でもそういったことがある場合の解消法について紹介しています。

漠然とした不安

正体がわからないものは誰でも怖いものです。

お化けなんかがまさにそうで、僕はお化けは怖い対象なのですが、それはやはり正体がわからないからということになります。

もし暗いところに誰かが立っていてびっくりしたとしても、それが息子や妻だと分かれば怖くはなくなります。

でも誰かわからない人だったら、めちゃくちゃ怖いはずです。

いきなり話が逸れましたが、こうした正体がわからなくて恐れられるもののひとつに、『漠然とした不安』というものがあります。

何というわけではないけれど何となく不安を感じるような対象です。

今で言うと地震なんかがそうかもしれません。

いつ起こるかもわからない地震は、「来るかもしれないけどいつかはわからない」「だけど地震が来れば大変だろう」といった漠然とした不安を作り出すものです。

でも具体的にどんな地震が来るか、それがどんなメカニズムなのかを理解している人ってそう多くはありません。

いろんな情報を見て、『おそらくこうだろう』というはっきりしないものに踊らされて、無駄に慌てて水を買い込んだりしているのです。

米不足も各地で起こっていますが、あれだって全く同じ構造だと僕は考えています。

こういうものに踊らされる体質の人って存在していますが、見ていて大変だろうなと思うことがあります。

何につけても正体のわからないものをやたらと怖がっていても何も生まれず、何にもならないことが多くて、ただ怖がり続けるしかないからです。

正体がわからないから、どれだけ水や米を買い込もうが安心することもできません。

そして販売の仕事でも似たようなことが言える人がいると思いませんか?

「もしかしたらAIに奪われるかも」

「もしかしたらもっと値上がりして売れなくなるかも」

不安に思うことがあるのもわかりますし、それが現実的に起こってしまうことも当然あります。

それが漠然と頭をもたげていると、日々の仕事に活力が湧きにくくなることも当然あるでしょう。

でもそうした不安を抱えてなんとか不安を解消しようとしても、正体がわからないから解消はできません。

姿形の見えないものは、怖がることしかできないのです。

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