呂布カルマ氏の大誤算。なぜラップバトルの帝王は素人との口ゲンカに負けたのか?ダサい逃亡、掘り返される過去、気の利いた返しなく

2024.09.25
by 東山ドレミ
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ラッパーの呂布カルマ氏(41)が、アニメファンに「お前ら弱者の自覚あるならコソコソしとけよ」など暴言を連発して大炎上。ACジャパンの公共広告CMでは高齢者に対する“寛容”を歌い上げていた同氏だが、いまや地下アイドルやシロウトの男子高校生にまでSNS上で完全論破されるありさまだ。

有名ラッパーの呂布カルマ氏「気持ちわりぃ…」で大炎上

日本語ラップの達人が、売れない地下アイドルやシロウトの男子高校生に、よもや“口ゲンカ”で完敗することになろうとは誰が想像しただろうか。

ことの発端は22日。ラッパーの呂布カルマ氏(41)がXに、智頭急行・恋山形駅(鳥取県智頭町)の写真をアップして「何だこの駅…気持ちわりぃ…」とコメントしたのが“終わりの始まり”だった。

駅舎全体がピンク色に塗装され、「鉄道むすめ」のアニメ調イラストが描かれた恋山形駅は「恋がかなうパワースポット」として知られている。

この涙ぐましい“町おこし”の取り組みを呂布カルマ氏が「気持ちわりぃ…」とディスったところ、「地域活性化をバカにするな」「これのおかげで廃線にならずにすんでいるのに」「アニメは日本が誇る文化じゃん」など批判が殺到する事態となった。

これに関して、ネットメディア編集デスクが説明する。

「この件、呂布カルマさんとアニメファンのバトルに発展してしまいましたが、そもそも恋山形駅の想定ターゲットはオタク層ではないのがポイントだと思います。この駅はどちらかといえばキラキラカップル向けのインスタ映えを意図して作られたスポット。たしかにアニメ風イラストが描かれてはいますが、それはメインではなく、萌えキャラ目的で聖地巡礼するような場所ではないんですよ。その意味では、呂布カルマさんとアニメファンの人たちのバトルは、何か大きな勘違いから始まっているようにも感じられますね」

「呂布カルマ=ダサい」!? 売れない地下アイドルに敗北し…

投稿が炎上した後も「わきまえないオタク文化を批判したら弱者叩きとか言われるんだけど、お前ら弱者の自覚あるならコソコソしとけよ。そしたらこっちも何も言わねーから」など持論を展開した呂布カルマ氏。だが形勢は徐々に不利に傾いていく。戦局の転換点となったのが“永遠に売れない地下アイドル”こと「えま【公式】」氏との以下のレスバトルだ。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

呂布カルマ氏は、えま【公式】氏のXの過去投稿を掘り起こし「おまえだって人のことは言えないだろ」という旨の“アンサー”を返したかったようだ。だが皮肉にも、これによって「呂布カルマ=ダサい」のムードが一気に広まってしまった。

「顔を真っ赤にして相手の過去投稿を必死に掘り起こし、その矛盾をついて攻撃するというのはレスバトルの最終手段で、クールさに欠けます。まずは気の利いた返しをすべきところ、呂布カルマさんはそこから逃げてしまったわけです。しかも、相応の時間をかけてやっとこさ見つけてきたであろうネタがあまりにショボく、相手にまったくダメージが通らない始末。えま【公式】さんは、あくまで『渋谷凪咲って可愛いか…?男性から見たら可愛いのか…?これだけ本当にわからん』と疑問を呈しただけで、誰かをキモいとディスったわけではありませんからね。にもかかわらず、ドヤ顔でスクショを晒す行為は非常にかっこ悪く、多くの人が呂布カルマさんに幻滅したようです」(前出のネットメディア編集デスク)

呂布カルマ氏は、深夜0時39分という異常な時間帯にえま【公式】氏の弱点を発見して、“勝ち確”を確信したのだろうか。あえて引用RTではなくスクショを晒す攻撃スタイルには「今さら“ツイ消し”してももう遅い」の狙いが込められていたようにも感じられる。

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