呂布カルマ氏、高1サッカー部男子に「レスバ完敗」の一部始終
ネット上のレスバトルで、過去スクショ晒しという“盤外戦術”を用いれば、いきおい自分の恥部も掘り返される流れになる。呂布カルマ氏はもともと言葉の切れ味で勝負するラッパーなだけに、掟破りに対する反動が特に強いようだ。先のネットメディア編集デスクが説明する。
「呂布カルマさんの過去の失言や矛盾を掘り起こす動きが、各方面で活発化しています。ネタはたくさんあるのですが、中でも恥ずかしいのは、高校1年生男子とのレスバトルでしょう。このバトルで呂布カルマさんは、高校生から一方的に攻め立てられ、完膚なきまでに言い負かされてしまいました」
数々の大会で名を馳せたMCバトルの帝王にして、言葉を扱うプロであるラッパーの呂布カルマ氏が、一介の男子高校生、しかも1年生に“口ゲンカ”で負けるとはにわかには信じがたい。だが事実、いまXでは、以下のやりとりが大いに注目されている状況だ。
高一男子に完全論破されてる呂布カルマ、ダサすぎておもろすぎるwwwwwwwww
これ見ながらメシ食えるわwwwwwww
キミの方が「弱者」だったね!!wwwwwwwww pic.twitter.com/BncaMOU0Ne— ダンジョンの中のぱぱお (@V95045415) September 24, 2024
高1男子が呂布カルマ氏を終始圧倒
ここからは、41歳と高1男子の年の差レスバトルを詳しく振り返ってみよう。前提として、このとき呂布カルマ氏は、田舎暮らしの人もラップを愛好していると主張。「『気持ち悪い』言うような差別心が田舎的センス」という他ユーザーからの批判に対して「無理あるって」と反論しているところだった。また、呂布カルマ氏は大のグラビアアイドル好きとして知られる。
【高1男子】無理あるのはお前だろ、必死にいろんな人に喧嘩売って、最近人気ないから炎上商法使って有名になろうとしてんの?だっせえなお前w
会話に割り込む形で先に攻めたのは高1男子だった。いきなり核心部分を突いており、明らかにクリティカルダメージが入っている。
【呂布カルマ】黙れよサッカー部
それに対し呂布カルマ氏は、相手の部活に着目して「サッカー部」呼ばわりで反撃。
【高1男子】黙れよゆうまにボコボコにされたセクハラ老害ジジイ、mcバトルとか時代遅れなんだよw韻マンみたいに売れてる曲出せよざこ
だが、ここから高1男子の猛攻が始まった。短い文字数にセクハラ、老害、オワコン、売れてないなど悪口要素を凝縮、若さの特権である火の玉暴言シュートを浴びせる。
【呂布カルマ】少年じゃん。売れてる曲だけ聞いてリフティングの練習しとけ。
ここでちょっと気の利いたことを言おうとした呂布カルマ氏。だが「リフティング練習」は明らかに滑り気味だ。いちいち文末に句点をつけるのもレスバ界では異端と言える。
【高1男子】きっつ、リプ欄見ろよキツいんだよお前、xって言うオタク文化が盛んなところで無害なオタク叩いて楽しい?空気読めよ
この「きっつ」は、ただの「きっつ」ではない。若者が本気で中年おぢを気持ち悪がっているときの実感がこもった「きっつ」だ。こうなると41歳の呂布カルマ氏はもう冷静ではいられない。
【呂布カルマ】オタクでサッカー部かよ、最悪だなお前。
だが今どきの若者にとって、「オタクでサッカー部」であることはとくに恥ずかしいことではない。わざわざ自分から感覚の古さを露呈してしまった呂布カルマ氏。
【高1男子】アニメオタクではねえよ、てか見方によっちゃお前だってAV女優オタクだろ?それでラッパーとか、性犯罪者予備軍の非モテでアニメオタクと同類じゃんw
ここで高1男子が伝家の宝刀「おまえも非モテのアニオタと同類だろ」を抜いたところ――。
【呂布カルマ】ガキはAVとグラビアの区別もつかねーんだな。アニオタって性犯罪者予備軍なんだ?そんな事言って大丈夫?
AVとグラビアの違いは本バトルの本質ではないにもかかわらず、オタク特有のこだわりからか言及せずにはいられない呂布カルマ氏。まんまと罠にハマっている。
【高1男子】おう!そりゃ傍から見たらおっさんが水着の写真見まくってるって相当キモいもん!グラビアとか知らねーよバカw あとさっきからガキとか少年とか年齢でマウントとんなジジイ
すると高1男子から、謎の自信に満ちた「おう!」のかけ声とともに、「他人をキモいと仰るあなたのグラビア好きも十分にキモいです」の容赦ない指摘が。しかもジジイ呼ばわりのおまけ付き。
【呂布カルマ】サッカーだけやってろガキ。
もう勘弁してくれ…という風情の呂布カルマ氏。
【高1男子】さっきからサッカーとか関係ない事ばっか言って議論から逃げてんなよ、、大人が高一相手に口論で負けて情けねーなホント、、、ラッパーなら本質ついたアンサー返せボケ
かくして、呂布カルマ氏の完敗でバトルは終了となった。一部では「子ども相手に本気を出さなかっただけ」「プロのラッパーだからこそ無料で言葉を紡がないだけ」といった擁護もあるが、それこそ「無理あるって」というのがネット民の大方の見方となっている。
「地下アイドルとの対決で“過去ツイ晒し”に失敗した呂布カルマさんは、ここでも“ガキ”“少年”“サッカー部”など、高1男子の表面的な『属性』を連呼することしかできていません。相手を確実にイラつかせる言葉を、緩急織り交ぜて自由自在に操った高1男子の完勝です。本質を突く指摘にくわえ“AV女優”の罠もギャラリーを沸かせました」(前出のネットメディア編集デスク)
このままでは呂布カルマ氏は、ラッパーとして積み上げてきた信頼をすべて失ってしまいかねない。









