今回の綾瀬は、妖艶なエッチ要素と笑顔が足りなかった!?
かたや今回の『ルート29』で綾瀬は、他人と交わらない、心に暗い影を抱える清掃員役を演じています。
清掃員役といえば、私はすぐに、今年のアカデミー賞でレッドカーペットを歩いた役所広司の『PERFECT DAYS』を思い浮かべてしまいますが、もし綾瀬側のスタッフがこの役所を意識していたとするならば、申し訳ありませんが大きな勘違いだったような気がします。
あの役所が醸し出す重厚感と、人生の“年輪”を静かに見せる演技力を綾瀬に求めるには、まだちょっと彼女が若過ぎたのかもしれません。
『海に眠るダイヤモンド』の宮本信子の“域”に達するには、まだもう少し時間がかかるような気が、個人的にはしてしまいます。
ひとつ私が思うのは、(私個人としてもそうですが)観客はやっぱりアクション・シーンも果敢にこなし、それでいて妖艶さも見せる笑顔の綾瀬を見るのが好きなんじゃないか、ということです。
チャレンジはチャレンジとして、次回作では『奥様は~』や『義母~』、『天国と地獄~』『リボルバー・リリー』で見せたような綾瀬を再び…なんて期待してしまいます。
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プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao
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image by:Georges Biard, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons