<アルコールのリスク>
国立がん研究センターのサイトに以下の記載があります。
アルコール飲料が食道がんのリスクであることは、世界中から報告されています。
国際がん研究機構(IARC)における評価では、アルコール飲料はヒトに対し発がん性があると結論づけられており、部位別には口腔、咽頭、喉頭、食道、肝臓、大腸、乳がんのリスク要因とされています。
また、世界がん研究基金と米国がん研究協会(WCRF/AICR)が共同で発表している「がん予防のための食物・栄養などに関する勧告」の第二版(2007)でも、アルコールは食道がんの確実なリスク要因であると判定されています。
日本では、よく飲まれる酒の種類が欧米と異なること、日本人に多い食道がんのタイプ(扁平上皮がん)が欧米に多いタイプ(腺がん)と異なること、アルコールを飲んですぐ顔が赤くなるタイプの人が約半数いるという体質の違いがあることから、必ずしも欧米の結果が参考になるとは限りません。
今回、改めて、2010年1月までに報告された飲酒と食道がんリスクについて、日本人を対象とした疫学研究結果をまとめ、評価しました。
このテーマについて報告された疫学研究には、4つのコホート研究と9つの症例対照研究がありました。
それらを検討した結果、日本では、飲酒と食道がんリスクの関連を示す科学的根拠は確実であるという結論になりました。
それから、過度のアルコール摂取は、肝細胞内での脂肪酸からの中性脂肪の過剰合成を引き起こします。
その一部は肝臓外へ分泌されて高中性脂肪血症の原因となり、一部は肝細胞内に蓄積されて脂肪肝の原因となります。
以下の記載は、< e-ヘルスネット アルコールによる健康障害>からの抜粋です。
<アルコールと肝臓病>
アルコールの飲みすぎにより肝臓病がおこります。
はじめは脂肪肝で、飲みすぎれば誰にでも起こります。
飲み続けているとアルコール性肝炎になり、死亡することもあり得ます。
さらに飲み続けると肝硬変という最終段階に入ります。
ここまで来ると治すことが困難になります。
そうならないような飲み方、またアルコール性肝臓病の早期発見が大切です。
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