昨今は「SNS疲れ」という言葉も聞かれますが、便利で楽しい反面、見たくないものも見えてしまうSNSにストレスを抱えてしまう人も多くいるようです。その対処法を教えているのが、人気コンサルタントの永江一石さん。永江さんは自身のメルマガ『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』の中で、既存の機能で「ストレスフリーな環境を作る方法」を伝授しています。
SNSでの「うざい」投稿への対処法
Question
SNSとの付き合い方についての相談です。「友だち」のどうでもいい日常の垂れ流しとか、お金さえ払えばだれでも行けるちょっといいお店のリア充自慢とか、みんな撮るのと同じ桜や月の写真が同じ時期にフィードを埋め尽くすとか、(撮られ尽くしている月面写真を自分も撮りました報告って意味あるのか)ぶっちゃけオリジナリティ皆無の投稿がうざいんです。
でも時々、大事な近況報告があったりするのでバッサリ切る勇気もなくて悩ましく思っています。見たくない投稿のパターンを設定したら表示されなくなるフィルターがあると嬉しいのですが、プラットフォーマーにとってメリットないので実装されそうにないですよね。
自分のわがままと言えばそれまでですが、このような対策ってみなさんどうされているのでしょうか?
永江さんからの回答
これは簡単で、X、Facebook、Threads、Instagramなど主要なSNSプラットフォームには「興味なし」という機能が実装されているので設定すれば一発で解決できます。投稿の右上にある三点メニューから試してみてくださいね。
わたしも最近Threadsで見ていて不快になるような投稿、特に怨嗟や不満の投稿が多いので片っ端から「興味なし」ボタンを押しています。例えば物価高への愚痴とか税金への文句とか、そういった投稿にリプライして反応してしまうと、SNSのアルゴリズムが「あ、この人はこういう投稿に興味があるんだ」と判断して、同じような投稿をおすすめに表示するようになってしまうんです。その結果、ネガティブな投稿がフィードに集まってくるので運気が下がるような気がしますw
そこで「興味なし」機能を積極的に活用すればOK。毎年同じような桜の写真とか、月食の月の写真とか、新年の挨拶とか見なくて良いと思う投稿があればすぐに「興味なし」を押していくんです。これなら相手をブロックする必要がないので、リアルな付き合いがある友達との関係にもヒビが入りません。
実際、この方法を試した方から「永江さんの言う通りにしたおかげで大分タイムラインがすっきりしました」という声もいただいています。SNSというのは使い方次第なので、既存の機能をうまく使ってストレスフリーな環境を自分で作ることが大切だと思います。
この記事の著者・永江一石さんのメルマガ
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