アウトドア好きならほとんどの人が持っているマルチツール。
ナイフ、栓抜き、缶切り、と多機能な「アレ」。
各社各様のマルチツールがありますが、私のオススメはレザーマンのWAVE+です。
トランスフォームするマルチツール

LEATHERMAN(レザーマン) WAVE+ 22,000円(税込)
創業者のティム・レザーマンが、70年代にレンタカーやホテルを修理しながら欧州旅行をした経験から、頑丈なプライヤーをメインにしたマルチツールを開発。
WAVEは98年に登場。 改良版のWAVE+は、今も人気の定番機種です。

両サイドを開いて回すと、プライヤーが出てきて。

トランスフォーム!

直刃と波刃のナイフ、ノコギリとヤスリ。

缶切り、ハサミ、ビット交換可能な大小2種のドライバー。
スケールのような細かい機能も入れて全部で18機能、25年の保障付き。
折畳めば片手サイズの10cmで、重さは241g。

機能を増やし過ぎると使い難くなりがちですが、必要十分な機能を本当に使える精度でコンパクトにまとめる。
よく出来たマルチツールは存在感があり、そして美しい…。
そんなマルチツールですが

キャンプが好きな友人は使いやすさを優先して、キャンプでも家庭用の包丁を使用しています。
私も釣りでは、釣り専用のハサミやプライヤーを使っています。
マルチツールは、いつもの道具を忘れた時に使うスーパーサブ的な存在。
「キャンプで最も使わない道具」などと言われてしまいます。
クルマを修理しながらたどり着いたホテルの部屋で、今度は水道を修理する。 レザーマン誕生のキッカケになった旅は、(嫌がる人もいるでしょうが)きっと楽しいはず。
自分でなんとかする、あるモノを使ってなんとかする! マルチツールの本当の価値は、そんな体験ができることでしょう。
たとえば、レザーマンを盆栽道具として

話は変わりますが、私の趣味は小さな盆栽。 趣味が高じて休日は、盆栽教室を開催しています。
これから盆栽を始めようとしている人が、最初に当たる壁が盆栽専用の道具類なのです。
私が教室用に持ち歩く道具は、約15種類で合計2.5Kg。
こんなに重たいのは、講師として滅多に使わない道具まで持っているからです。
初心者ならハサミ、ヤットコ、針金切り、まずは「5〜6種類の道具」があれば問題ないのですが、なにをどこで買えば良いのか戸惑う人が多いのです。
新しい体験のはじまり

多様な道具が必要な盆栽、多様な道具がパッケージされているのに出番の少ないマルチツール。
なんだか良い出会いの予感!
ということで、盆栽の道具を持たない初心者になったつもりで、レザーマンだけで盆栽の植え替えや剪定を体験して見ましょう。

針金を巻いたり外したり、使用頻度の高いプライヤーは文句なし。

長さ8cmのノコギリなんて、小さな盆栽に最高すぎる。

「小さなハサミが使いにくい〜」などと愚痴らないで、ワイヤーカッターを使うなど、あるものでなんとかする。

すると”取り木用に樹皮を剥ぐには、ナイフよりも缶切りが使いやすいな” などと、植物の理解度や道具の習熟度が高まっていく。
これから盆栽を始る人は、マルチツールだけで始るのも良いですよ。
盆栽教室の募集案内には、「持ち物:エプロン、マルチツール」って書いちゃおうかな…。
持っていたくなるレザーマン

マルチツールを部屋で眠らせている人は、新しい体験に連れ出してあげましょう。
使い道が思い浮かばない人は、盆栽や園芸を体験してみてはいかがでしょうか?
マルチツールを持っていない人には、レザーマンのWAVE+がオススメです。
盆栽用にチューンしたマルチツールが欲しくなりました。(レザーマンで園芸用のマルチツール作ってくれないかなぁ。)
*刃渡り6cm以上のナイフ(マルチツール含む)を理由なく持ち歩くことは銃刀法違反になります。
キャンプ、釣り、盆栽教室など、明確な理由がある場合も、ケースやバッグに入れて目的地まで運ぶようにしましょう。
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