600発の核ミサイルを所持する中国…危険に晒される日本の防衛体制は万全か?

 

核ミサイル増量の中国に対し、国民を守る術を考えない日本の政府

このような自分勝手な中国は、一方では日本を破滅させるような核ミサイルを複数持っており、それらは、日本の軍事基地などを狙っているわけではなく、東京や大阪、その他の大都市を狙っている。すなわち戦争というのはもともと軍隊同士が戦うものであるが、最初から日本の普通の人たちを殺戮することを目的で核兵器を配備しているのである。

しかも最近では300発と言われた核ミサイルは急激に増えて2倍の600発に増えているとされている。かつて、世界は東西対決にあり、その中で核ミサイルが増えてきたが、アメリカとソ連の間で調整することになり、それ以来アメリカとソ連の核ミサイルは増大していない。それに対して世界では中国だけがどんどん核ミサイルを拡大している。

そして隣国の中国が日本人を大量に殺戮する核ミサイルを常時中国の中の最後に格納しているという状態なのに、日本は、核ミサイルの日本への着弾を防ぐ防衛体制を敷いていない。つまり現在の日本人は、中国の指導部が、日本人を大量殺戮しようと決意すれば、核のボタンを押せば直ちにそれが可能であるという状況にある。

しかし、とても不思議なことに、日本の指導層の国会議員や日本の経済界の首脳部たちは、そのことにほとんど関心を示さず、日本の子供たちはほとんどなすすべなく、中国の核ミサイルで命が絶たれる危険性にさらされている。

この問題は今後の日本の政治の問題であるがこれまで政権を担ってきた右寄りと考えられている自民党も、また左寄りと考えられている野党も、いずれも、中国が日本に核ミサイルで狙いをつけているということに対してほとんど関心を示していない。

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image by:SPhotograph/Shutterstock.com

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