職場じゃないのに、つい「いらっしゃいませ」と言ってしまう店員さん…そんなある種の「職業病」をあなたは持っていますか? 今回のメルマガ『探偵の視点』では現役探偵の後藤啓佑さんが「探偵あるある」な病を紹介しています。
探偵の病
探偵の病。
探偵あるあると言い換えてもいいかもしれないこの病気は、日常生活の様々なタイミングで顔を出します。
本日は、そんな探偵あるあるをご紹介。微妙に辛いんです(笑)
(a)街で過去の対象者を見かけると、誰といるのか、どこに向かっているのか?動向が気になってきて、軽く尾行してしまう
→放っておけばいいのに、「この時間にこの駅にいるってことは、仕事間に合わないんじゃないか?」「いつも寄っていたコンビニには行かないのか?」などと余計なお世話妄想をしてしまいます。
名古屋駅や渋谷駅など、多くの対象者たちが使用する駅で頻発します(笑)
(b)ラブホテルを見ると、そこを使っていた対象者の顔が思い浮かんでしまう
→高速道路を走っていると、ラブホテル群が目に入ることがしばしばありますよね。
あの瞬間、「このホテルはあの人とあの人、あのホテルはあの人たちが使っていたなぁ」などと毎回1秒ぐらいで対象者たちの顔を思い出します。
また、付近を通りかかるときは、まずは探偵が張り込んでいないかのチェックと、対象者の車両があるかどうかのチェックをしてしまいます。
(c)引越しの際、物件の下見が調査の下見とほぼ同じ動きになる
→普通に引っ越し先を見に行くだけなのに、何故か車を隠して徒歩で近づき、しばらく付近の住民の様子を見てから、誰にも見られていない状態の時に物件に近づく。
そして、どこから出入りができるのか、どこから張り込まれたらこの号室は監視される、などとかなり細かい、住むにはあまり必要の無いデータを頭に叩き込んでしまう。
この習性で嫌なのは、住人が出てくる雰囲気があったら、サッと身を隠してしまうところです。今は見られてもいいのに。。。(笑)
(d)初めての人を見る時に、「浮気を起点としたタイプ分け」を真っ先にしてしまう
→すんなりと上手くできる
浮気癖があるけどすぐバレる
普段はしないが、一度ハマると抜け出せない
したいけどできない
浮気を軽蔑している
自分の浮気は良いけど他人の浮気は許せない
浮気を悪だと思っていない
などなど、浮気を起点とした様々なタイプ分けを無意識にしてしまい、後から答え合わせ的な質問もしてしまう。なんか失礼ですよね。。。
挙げたらキリがない探偵の病ですが、今日はこの辺で!
僕自身は最近も上記の行動を乱発していました(笑)
職業病は辛いですね。
皆さんも、探偵と会う時は探られないように気を付けましょう!
この記事の著者・後藤啓佑さんのメルマガ
image by: Shutterstock.com