米国でがんや心臓疾患が急増、ワクチンとの関係は?原因いまだ不明も「2020年から始まった」のは明白な病気の拡大事象

 

「契機」がきわめてはっきりとしている「病気の拡大」事象

たとえば、心臓疾患に関しては、「 2021年以降、若者の心臓疾患が驚くべきペースで増えた」ということがあり、以前に、インドの事例の報道をご紹介しています。(外部リンク:関連記事

少しずつ増えたというのなら、時代的な傾向ということで済みますが、たとえば、ノルウェーで「心臓血管薬を使用している15歳〜44歳の人たちの数の推移」を見ますと、時代の傾向ではなく、

2020年からの傾向

であることがはっきりとわかります。

このグラフの作成者は、ワクチン接種開始時を誤っていますが(早い国で 2020年の後半)、そのまま掲載しています。ともかく、2021年、2022年、2023年と、時間の経過と共に、心臓の問題が「加速」していることがわかります。

これが、他のさまざまな疾患、つまり神経系疾患や消化器疾患や、がん、あるいは、妊娠や出産の問題なども仮に同じような曲線を描いているとすれば、「契機」がきわめてはっきりとしている「病気の拡大」事象といえます。

そして、

今後はどうなのか?

ということに関しては、もちろん正確なところはわからないですが、先ほどの保険会社の報告からいえば、2024年の時点で、前年よりさらに増加しているということがあるわけで、それを考えますと、このまま、いきなり病気の拡大が止まるとは考えにくい部分があります。

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