【刺殺生配信】最上あいの「悲惨な最期」が他人事ではない女たち。「ATM男」に返済を申し出る勇気、たぬかなが「刺されない」理由

2025.03.13
by 東山ドレミ
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20代の女性配信者が生配信中に殺害された事件。容疑者の40代男性から約250万円を借り、民事訴訟で支払いを命じられた後も返済に応じなかった末の悲惨な結末だった。その顛末から、“最上あい”が命を落とし、同じ人気配信者の“たぬかな”が「刺されない」理由が見えてきた。

“最上あい”の裏の顔、サラ金総量規制の回避“指南”も

東京・高田馬場で11日、生配信をしていた人気女性配信者“最上あい”さん(22)が、リスナーの高野健一容疑者(42)に刺殺された事件。

当初は“弱者男性”の思い込みによる「ストーカー殺人」の類と見られていたが、高野容疑者は事件直後から「約250万円を貸したが、返ってこなかったため殺害した」旨を供述。容疑者の知人がSNSにその“証拠”をリークし、“最上あい”さんの「加害者」としての裏の顔が暴露されていったのは弊サイト既報のとおりだ。12日夜から今日にかけては大手マスコミでも報道され、いよいよ事件に対する世間の評価は「被害者の自業自得」に定まりつつある。

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各紙報道によると高野容疑者は2022年、“最上あい”さんから「財布をなくした」「生活費が足りない」といった理由で金を貸すよう頼まれ、合計約250万円を彼女の銀行口座に送金した。その後、2023年には返済を求める民事裁判を起こし、約250万円の支払いを命じる判決も出ていた。

ところが“最上あい”さんはこの判決を無視し、LINEもブロックして高野容疑者との連絡を絶ってしまう。結果、彼女は「借金を返さないのに配信で稼いでいる」ことに腹を立てた高野容疑者に、サバイバルナイフで数十箇所をメッタ刺しにされ殺害されるという悲惨な最期を迎えることになった。

ネットメディア編集デスクが説明する。

「SNSにリークされていた2人のLINEは、大手マスコミでも取り上げられており、本物だったということになりますね。その会話を見るかぎり、“最上あい”さんは高野容疑者を完全に“ATM扱い”していました。深夜早朝お構いなく、『数万いける?』『5万だけおねがいしていい?』『絶対返すから100万かりたい』という具合で、金銭感覚が完全にバグっていたと思われます。

さらに、高野容疑者が『虚偽の年収と勤務先を申告して消費者金融2社から金を借りたため、これ以上貸すのは難しい』旨を説明した際には、『もう1社借りてほしい』と食い下がり、サラ金の総量規制を回避する方法を“指南”する鬼のような一面も…。亡くなった方を悪く言いたくありませんが、行為だけを見るならば最低の人間という印象はどうしても否めません」(ネットメディア編集デスク)

“最上あい”さんに、「ふわっち」の配信とはまるで別人の「加害者」としての側面があったのは間違いないようだ。ただ、22歳の女性にしては消費者金融まわりの知識に詳しすぎる。彼女の背後には、もしかすると別の“指示役”がいたのだろうか?

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「ATM男」の逆襲を心配する女性たち

さらに“最上あい”さんの壮絶な死に様は、一部の“同類女性”たちにも多大なショックを与えたようだ。

彼女と同じように「男をATMにしてきた」自覚を持つ女性たちが、「反省の弁」をネットに投稿したり、久しぶりの男性に連絡を取って機嫌をうかがったり、相手にお金を返すかどうか検討しはじめたりする動きが一部で見られるという。

「一部には“ネタ”も含まれると思いますが、SNSや動画サイトのコメント欄では、≪実は自分もわりと危ない気がしてる≫≪連絡絶ちはダメ、面倒だけど今日もフォロー入れた≫≪超久しぶりに男に連絡したら結婚してくれてて助かった≫といった旨のコメントが散見されます。中には、≪借金と言えば借金のような…返さないとだめ?額が大きすぎて無理なんですけど≫という女性も。“最上あい”さんを見た後だからこそ、金を返すだけで命を守れるなら安いものだろうと思うのですが、実際の対応はなかなか難しいようです」(前出のネットメディア編集デスク)(次ページに続く)

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