タフな営業スタッフは適度に休み、バテる営業スタッフは限界までやってしまう。これか大きな差となる。これを知っているか知らないかは非常に大きい。
Aさんは休み方のほかに「自分のコンディションに敏感になる必要がある」とも教えてくれた。
朝起きた時、「今日はどんな調子かな?」と体調を軽くチェックする。
もし、「なんとなく疲れが残っている」と感じたなら最小限の仕事だけする。
その逆に「今日は疲れが取れて調子がよさそうだ」と感じれば、予定の仕事はもちろん、
“時間があればやりたいこと”を足していく。
こうして今日のコンディションにマッチした仕事をしている。これも参考になる考え方だ。
Aさんのように“疲れたら少し休む”という人は少ない。
ほとんど人が“休めない人間”である。
学校生活が長いこともあり“休む人は怠けもの”というイメージがあるのだ。
多くの人は疲れているのに気づかない。あるいは「ちょっと疲れが、気合でなんとかなる」と思っている。
そして、限界を超えてしまう。ある時、疲れがドッと出る。その結果、商談中に集中力が切れてミスをしてしまう。
ケアレスミスをし「いつもはできるのに、なんてつまらないミスをしてしまったんだ……」と頭を抱える。
その原因は“ちょっとした疲れを無視したから”なのだ。
基本的に“疲れを自覚した時点ですでに遅い”と考えたほうがいい。
そうなるとキレがなくなり、ミスが増える。確実に仕事の足を引っ張る。
結果を出す人はそれを理解しているからこそ、“疲れる前にうまくチャージする”ということを心掛けている。たからこそ常に高いパフォーマンスを出せるのだ。
結果を出すためにーーー(『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】』2025年6月13日号より一部抜粋。続きはご登録の上お楽しみください、初月無料です)
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