勝共連合から巨額のカンパを受けたスパイ防止法制定促進国民会議
1979年2月に自民党の国防関係の国会議員と勝共連合が共同してスパイ防止法制定促進国民会議を結成。勝共連合は国民会議に1億6,000万円をカンパしたという。法案は1985年に議員立法として国会に提出された。
こうした動きに対して『朝日新聞』は大々的に批判キャンペーンを張った。1985年に提案された「スパイ防止法案」(国家秘密に係るスパイ行為等の防止に関する法律案)に対し、社説や論説を通じて強く反対の立場を取ったのだ。ほかにも『毎日新聞』、TBSなども批判。共産党、社民党の野党も論陣を張った。自民党でも宏池会を中心とする議員たちが反対して、廃案となった。
そうした動きが時代を転換して参政党などの主張として復活してきたのだ。では全国で展開されたスパイ防止法制定の運動はどんな組織でいかなる運動が展開されていったのだろうか。(続く)
(本記事は有料メルマガ『有田芳生の「酔醒漫録」』2025年8月15日号の一部抜粋です。「参政党の『スパイ防止法』その源流を暴く(下)」は8月22日配信号に掲載されています。続きをお読みになりたい方は、初月無料の定期購読にご登録の上お楽しみください。このほか、1ヶ月単位でバックナンバーもご購入いただけます)
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