夏でも生ごみのニオイが気にならない。1ヶ月続けて実感した「お手軽コンポスト」の魅力はね…

2025.09.06
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年中気になる「生ごみ問題」。

なかでも夏場は数日でニオイが出てきて、処理するまでストレスになることも……。

そんなときに環境にも優しいコンポストの存在を知り、今年から始めた家庭菜園の堆肥としても活用すべく、1ヶ月実際に使ってみることにしました。

暮らしに馴染む「コンポストバッグ」

Andall 「コンポストバッグ」 2,580円(税込)

コンポストと検索すると大きかったり、見た目が好みじゃないものが多かったのですが、このバッグはシンプルで暮らしに馴染むデザインなのが特徴。

サイズは高さ約60㎝ × 直径約35㎝。小さめの家庭菜園やベランダでも置きやすいサイズ感なのに、容量は57Lと十分な大きさがあります。

さらに、素材が不織布なので、使わないときは折りたたんで収納することも可能です。

プラスチック製のように場所を取らないのも安心ですよね。

不織布を屋外に置いても大丈夫なのかと心配でしたが、雨天時にそのまま屋外に置いていてもしっかりと排水されていました。

カラー展開は、チャコールグレー、ブラック、グリーン、ブラウンの全4色。濃いめのカラーは、太陽の熱を集めて土の発酵を促進してくれる効果があるのだそうです。

上から生ごみを入れるだけ

使い方はとっても簡単で、まずは容量の半分まで土を入れて土の床を作ります。

そのあとは生ごみなどを入れて土をかぶせ、1週間に1度かき混ぜるだけ。

投入部分は2ヶ所あって、こちらはマジックテープなので手軽に使えています。

土をかき混ぜるときは、ファスナーのフタを外すだけ。ダブルファスナーなので開け閉めも楽ちんです。

本体の下部には、完成した堆肥を出せるポケット付き。

マジックテープを開けてもこぼれ落ち防止シールドがあるので、散乱しにくい設計になっています。

閉めていれば土が漏れることはありませんが、小さなアリが侵入してくることはありました。

実際に1ヶ月使ってみました

普段の料理で出る野菜の皮や根本部分を、ザルの中にストックして半日陰の場所で軽く乾燥させておきます。

果物や野菜、卵の殻、コーヒーかすもOKですが、貝殻や味のついた塩分の多い料理などは避けた方がいいです。

週に1回かき混ぜて、酸素を取り入れ発酵・分解させる必要があるため、生ごみの投入は3日に1回程度にしました。

生ごみの上に発酵促進剤などを一緒に入れると、分解を促進したり、堆肥の質が上がるのだそう。

今回は、自宅にあった「もみ殻くん炭」を追加してみました。他にもピートモスや油かすなども代用できます。

1週間で生ごみが消えました

早いものだと1週間で分解されるものもあり、最終的にはほとんどの生ごみが堆肥に変わりました。

ニオイも全くなく、土の香りがします。

途中、果物などの甘いニオイでアリがコンポスト内に侵入することもありましたが、分解が進むと自然にいなくなりました。

1ヶ月使って分かったこととして、丸ごと入れた野菜や、枝豆の皮、野菜の茎などは残りやすかったです。

堆肥として使うときは、園芸用の土ふるいで分解されなかったものを取り除いてから使用したいと思います。

今まで「ただのゴミ」だったものが土に還り、家庭菜園に役立つのはうれしい変化。生ごみとポジティブに向き合えるようになりました。

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提供元:ROOMIE

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