
出典:退職代行ネルサポ
「会社を辞めたいけど、自分から言い出せない」「上司からの引き止めやパワハラが怖くて、退職を言い出せずに悩んでいる」こんな悩みを抱えていませんか?
退職は労働者の正当な権利であるものの、一人で進めるのは精神的な負担が大きく、難しい場合も少なくありません。そんな時に頼りになるのが、退職代行サービスです。
本記事では、数ある退職代行サービスの中でも労働組合が運営する「退職代行ネルサポ」に焦点を当て、口コミ・評判からメリット・デメリットまで徹底的に解説します。

退職代行ネルサポの口コミ・評判

ネルサポ公式サイトでは150件を超える利用者レビューが公開されています。
評価としては、総じて満足度の高い内容が目立ちますが、中にはトラブルや不満の声も見受けられます。ここでは良い口コミ・評判と悪い口コミ・評判を順に見ていきましょう。
良い口コミ・レビュー
肯定的な意見としては、下記のような評価がされています。
- 親身に相談を聞いてもらえる
- パワハラ環境でも辞められる
- 有給休暇の消化もできた
- 適切にアドバイスを貰える
- 2回目も依頼した
親身に相談を聞いてもらえる
長時間労働で休憩が取れないことや、分からないことを聞くと『そんなことも分からないのか』と言われ職場に不信感がありました。
ネルサポに電話で相談すると親身に話を聞いて下さり安心感があったため、依頼することに決めました。
店長からの連絡もなく、制服も郵送での返却で大丈夫でした。ありがとうございました。
この口コミの投稿者は長時間労働や上司への不信感に悩んでいましたが、ネルサポへの電話相談で「安心感があった」と述べています。第三者に真剣に話を聞いてもらえることで精神的負担が軽減し、退職への一歩を踏み出す勇気につながった様子がうかがえます。
その他の口コミでも同様の評価をしている人が多く、電話やLINEで退職の悩みを丁寧にヒアリングしてもらえることから、安心して依頼に踏み切れる人が多いようです。
パワハラ環境でも辞められる
所長がいつも威圧的で機嫌が悪いと怒鳴られたり暴言を吐かれたりしていました。そのストレスにより精神的に限界だったため、退職代行を依頼しました。
大事にはしたくなかったため、退職理由はあえて伏せていただきました。退職理由も追求されずトラブルなく退職できましたので感謝しています。
パワハラ気質の職場でも、ネルサポならトラブルなく退職できるとの声が寄せられています。
特に上司から日常的にパワハラを受けている場合、自ら退職を切り出すのにも非常に大きなストレスがかかるものです。こういった際に退職代行サービスは非常に有用であり、自分で会社や上司と直接対峙する必要がないため、精神的負担が大きい職場からでも安心して退職できます。
有給休暇の消化もできた
退職したいと担当者に伝えたのですが『契約期間までは退職できない』と言われ引き止められている状態でした。
そんな中、退職代行と言うサービスを発見し口コミのよかったこちらを利用しました。
無事に退職することができ有給休暇の消化もできたのでもっと早くサービスを知っていればと思いました。
退職はもちろん、有給休暇の消化もできたという口コミも寄せられています。
なお、退職時に有給休暇を取得するのは労働者の正当な権利です。ネルサポでは退職希望の伝達に留まらず、有休消化の希望を会社に伝えてもらえるため、投稿者のように残りの有給をしっかり消化できる可能性もあります。
適切にアドバイスを貰える
退職させてもらえなかったため退職代行利用しました。
その後は電話には出ないようにしていましたが、訴えるとか弁護士とか損害賠償とかで脅しのメールが来ました。
退職代行に相談すると退職は権利で認められていることなどを説明してもらい安心できました。
辞めさせてくれない会社に対して退職代行を使っただけなので、気にせず新しい職場で頑張ろうと思います!
仮に会社から「賠償請求する」「訴える」などと脅されても、ネルサポに相談すれば適切なアドバイスをもらえます。実際、口コミ内容からネルサポの助言が投稿者の心の支えになったことが伺えます。
ネルサポは労働組合運営かつ弁護士監修のサービスであり、法律面での適切な助言も期待できます。さらに退職完了まで回数無制限で無料相談に応じてもらえるため、退職後に何かトラブルが起きても引き続き頼れるのも心強い点です。
2回目も依頼した
深夜でも対応してくださるので助かります。
2回目ですが、料金が安くなってます。
ネルサポにはリピーターが存在し、2回目の利用時には料金割引が適用されるなど、顧客満足度の高さも一定の評価を受けています。
公式サイトでは「365日24時間いつでも相談受付&即日対応」を謳っており、こちらの口コミ投稿者も深夜帯での迅速な対応を評価しています。サービス品質やコスパはもちろん、いつでも頼れる存在としてリピーターの間では認知されています。
悪い口コミ・レビュー
肯定的な意見が多い一方で、中にはサービスへの不満やトラブルを経験したケースもあります。多くは会社側の対応によるものですが、利用者にとっては精神的負担となった例として報告されています。
- 会社から連絡が来た
- 上司が家に来た
- 退職金が貰えなかった
会社から連絡が来た
特にトラブルにはならなかったが、会社から連絡が来たのが精神面で辛かった。連絡しないように言っているのに連絡してくるのは会社側の対応によるのでしょうか?
私のミスかも知れませんが一回返信してしまったことで、その後は代行を通さずに連絡がきてしまいました。
ネルサポ側では、本人に直接連絡しないよう会社側に伝えますが、それでも本人へ連絡するケースが稀にあります。
これはネルサポに限らず、全ての退職代行サービスに同様のことが言えますが、会社から連絡が来ても返信はせず、すべて代行業者に任せることが重要です。
万一会社から直接連絡が来て精神的に辛い場合は、ネルサポに再度相談し指示を仰ぐとともに、メールや電話の無視を徹底しましょう。
上司が家に来た
上司から鬼のように電話があり、しまいには家に怒鳴り込んで来たので警察に連絡しました。
代行の連絡は完全無視でメールで退職は認めないと一点張り。
そんな悪いことしたつもりは無いんですが。
退職届を郵送してからは連絡は止まりましたが不安です。
特に過激なケースとして、上司が自宅に押しかけてきたという口コミもありました。これは非常に稀な例ですが、万一このような事態になった場合には警察に連絡するなど適切な対処が必要です。
労働者には退職の権利があり、会社や上司が一方的に退職を拒否することはできません。ゆえに会社や上司があまりにも非常識な行動に出た場合は迷わず警察へ相談しましょう。万一、口コミと同様の事態になっても、適切な公的機関の力を借りれば解決できるということを覚えておくと安心です。
退職金が貰えなかった
退職代行は伝えることしか出来ません。
交渉が必要な場合は弁護士に相談した方が良いでしょう。
と言うのも退職金が支払われませんでした。
額が大きくなると損した気分になりますのでしっかり担当者と相談して依頼するのをおすすめします。
一般的な退職代行サービスでは、退職に関する伝達は行えても、退職金や未払い給与の請求など法的な交渉はできない点には注意が必要です。
ネルサポは労働組合が運営しているため会社と直接交渉すること自体は可能ですが、法的拘束力をもって企業に支払いを求めたり、代理で訴訟を起こしたりすることはできません。
したがって、口コミ投稿者自身も言っていますが、退職金や未払い残業代などの金額が大きい場合、最初から弁護士に依頼して法的手続きを検討する方が良い場合があります。
退職代行ネルサポのサービス概要

出典:退職代行ネルサポ
退職代行ネルサポは、合同労働組合ユニオンネルサポートが運営する退職代行サービスです。
上司への退職の意思表示を利用者に代わって会社へ伝え、退職届の提出や貸与品(社員証や制服など)の返却も郵送で完結できるため、利用者は会社と直接連絡を取らずに退職手続きを進められます。
料金は税込一律15,000円で、追加料金なし。全国対応で24時間いつでも無料相談を受け付けており、即日対応も可能です。万が一退職できなかった場合は全額返金保証も付いています。
一般的な民間企業が運営する退職代行は、退職の意思を「伝える」ことしかできず、有給消化などの交渉はできません。一方、弁護士は交渉から訴訟まで可能ですが、費用は5万円以上と高額になりがち。
ネルサポは、その中間的な位置づけとして、15,000円という低価格でありながら、労働組合の団体交渉権を行使して有給消化や退職日の調整といった交渉を行えます。特に会社に強く引き止められている等、交渉が必要な方にとってバランスの取れた選択肢と言えるでしょう。
退職代行ネルサポは違法?
退職代行ネルサポのサービスは合法であり、違法性はありません。
まず労働者が退職代行サービスを利用して会社を辞めること自体は、労働者の権利として認められており何ら問題ありません。その上で退職代行が「違法では?」とよく言われる理由には、サービス提供側の業務内容が関係しています。
具体的には、弁護士資格を持たない民間企業が報酬を得て退職日や有給消化、未払い金の支払いといった「交渉」を行うことは、弁護士法第72条で禁じられた「非弁行為」に該当する恐れがあります。
しかし、退職代行ネルサポは労働組合が運営しており、労働組合法に基づく「団体交渉権」を行使して会社と対等な立場で交渉を行うことが法的に認められています。したがって、完全に合法かつ一般的な民間企業の退職代行サービスよりも一歩踏み込んだサポートを提供できます。
退職代行ネルサポの利用メリット
ネルサポを利用するメリットとしては、料金の安さとサービス内容の充実が挙げられます。
多くの退職代行サービスが2〜3万円台である中、ネルサポは一律15,000円(税込)と業界最安級で非常に低価格の料金設定となっています。さらにこの価格帯でありながら全額返金保証も付いており、万一退職できなかった場合の保証もされています。
また前述のとおり、労働組合が運営しているため会社との直接交渉が可能であり、非弁行為のリスクがない点も大きな強みです。有給休暇の消化など利用者の希望を会社に伝える交渉まで代行してもらえるので、希望通りの退職が期待できます。
退職代行ネルサポの利用デメリット
ネルサポのデメリットとしては法的交渉に限界がある点が挙げられます。
ネルサポは労働組合運営で会社と交渉自体は可能とはいえ、法律上の権利行使(支払いの強制や訴訟対応など)は代行サービスの提供範囲外となるため、必要に応じて弁護士への相談が別途必要になります。
具体的には、会社側が退職金や未払い残業代の支払いを完全に拒否し、それに対して起訴する場合、ネルサポは代理人として法的手続きを進めることはできません。パワハラの慰謝料請求なども同様ですが、これは弁護士のみが行える業務領域となります。
したがって、退職金や未払い残業代の支払いを前提とする場合、退職代行サービスと弁護士費用の二重費用がかかってしまうため、最初から弁護士に依頼することが賢明です。
退職代行ネルサポでの退職の流れ

退職代行ネルサポでの退職の流れとしては、下記の5ステップです。
- (1)無料相談
- (2)ご依頼・申し込み
- (3)退職代行サービス実行
- (4)書類・備品の郵送
- (5)退職完了
(1)無料相談
最初のステップは、LINE、メール、または電話による無料相談です。
現在の職場の状況、退職に関する悩みや希望(有給を消化したい、即日退職したいなど)を担当者に伝えましょう。相談は回数無制限であり、不安なことがあればこの段階で全て解消することができます。
なお、無料相談を受けても必ず依頼する必要はないため、まずは気軽に自身の状況を話してみることから始めると良いでしょう。
(2)ご依頼・申し込み
無料相談を経て、依頼することを決めたら正式に申し込みを行います。
ネルサポの利用料金は雇用形態に関わらず一律15,000円(税込)で、銀行振込とクレジットカード払いに対応しています。
入金が確認されると、担当者からヒアリングシートが送られてきます。このヒアリングシートに会社の連絡先、上司の名前、返却が必要な備品、伝えてほしい要望などを具体的に入力します。いずれの情報も退職代行を行う上で必要となるため、正確に入力するようにしましょう。
(3)退職代行サービス実行
申し込み手続きが完了すると、指定した日時にネルサポが利用者に代わって会社へ連絡し、退職の意思を伝えます。
基本的にはこの連絡をもって会社への連絡・出社は不要となり、以降は会社とのやり取りはすべてネルサポ側が代行、会社への連絡が完了するとその結果が速やかにLINEやメールで報告されます。
(4)書類・備品の郵送
退職にちなみ退職届や貸与品(社員証・制服・会社備品など)の郵送を行います。
退職届は自分で用意・郵送する必要がありますが、ネルサポから弁護士監修の退職届テンプレートを提供してもらえるため、テンプレートに従って必要事項を記入・押印し、会社宛に郵送します。同時に会社から借りている物も退職届に同封して郵送すればOKです。
(5)退職完了
会社に退職届が受理されれば、晴れて退職完了です。
法律上は退職の意思表示から2週間経てば退職が成立しますが、会社との交渉次第では即日退職が認められるケースもあります。なお、退職が完了するまで、ネルサポは引き続き回数無制限で無料相談に応じてくれるので、離職票など書類の受け取りに関する不安も含めいつでも問い合わせ可能です。
そして後日、会社から離職票や雇用保険被保険者証などの書類が郵送で届きますので、受け取ったら内容を確認しましょう。全ての手続きが完了したら退職完了です。
まとめ:退職代行ネルサポが向いている人
出典:退職代行ネルサポ
退職代行ネルサポは、上司からの強い引き止めやパワハラで自力では退職を言い出せない人に特に適したサービスと言えます。
特に退職の意思をなかなか受け入れてもらえず困っている人、有給休暇を消化して辞めたい人、今すぐ出社を止めたい人に向いています。
料金は15,000円と業界最安値の水準でありながら相談サポートも充実しており、退職後の転職支援まで手厚くフォローしている点もサービスの利点と言えます。
興味のある方は、まずは公式サイトから無料相談を申し込んでみてはいかがでしょうか。







